やっと出たー!The Shivversの編集盤LP!発売する情報を知ってからは毎日Sing Sing Recordsのホームページを見続ける日々を過ごしてました。個人的には待望のリリースです!アナログで聴きたかったのが叶う訳ですからね。

The Shivversは1980年にシングル1枚のみ残して消えてしまったバンドでそのシングルがめちゃくちゃカッコイイんですよ。ミルウォーキーの宝、USパワーポップの遺産ですよホントに。女性ヴォーカルのパワーポップバンドってあまりいないしね。。

そういう訳でThe Shivversの音源は入手困難な状態だったんですが、2006年に
Lost Hits From Milwaukee's First Family Of Powerpop: 1979-82という20曲+映像データが入った編集盤CDが出まして音源を入手することが容易になりました(iTunesでも配信してます)。

今回出たLPは12曲入りで編集盤CDとほとんど収録曲は一緒ですが1曲だけ未発表曲が入ってます。その未発表曲だけのためにも買うべきですし、リミックス&リマスター加工が施されてますので、新しいアルバム感覚で聴けちゃいます。編集盤CD持ってるからいらないやとか思ってるとすぐ入手困難になるんじゃないかな。

Teen Line
 

リマスターされたTeen Line

アメリカのポップパンクバンドKobanesによるRamonesの10thアルバムHalfway To Sanityのカヴァーアルバム。2011年、Fixing A Holeからリリース。CDオンリー。


2009年に来日経験もあるKobanesですが、名前しか知らず3枚もFixing A Holeからオリジナルアルバムをリリースしてるんですが、完全にスルーしてました。てか、なんでFixing A HoleからUSのポップパンクリリースされてるんだろ?って不思議に思ってました。UKならわかるんですがね。。まあ、経緯とかはどうでもいいですね。


で、このカヴァーアルバムなんですが、数年前からbandcamp上で存在を知ってまして配信のみかと思ってたら普通にフィジカルリリースされてたんですよね。最近知りました。。コレ、国内で置いてるとこほとんどないでしょ。Fixing A Holeリリースなのに全然レコ屋やディストロで見かけたことないです。自分が調べた限りでは国内では直接Fixing A Holeにオーダーするしか入手方法ありませんでした。だからなのか、あんまり知名度ないかもですねこのカヴァーアルバム。。


Halfway To Sanityに関してはあんまり思い入れもなく、A Real Cool Timeのみ好きな曲です。てか、この時期のRamonesがあんまりね。。てか、ぼくの勉強不足すね、後期Ramonesもっと聴きこんでみます。




アメリカのポップパンクバンド、Boris the SprinklerによるRamonesの5thアルバムEnd of the Centuryのカヴァーアルバム。1996年、Clearview Recordsからリリース。CD盤とアナログ盤両方存在する。アナログ盤は2000プレス。その内300枚がツアーエディションでColor Vinyl&シルクスクリーンスリーブ仕様らしいけど、自分のは真っ黒レコード。。


最近の都心の中古レコ屋事情知らないんでアレですけど、入手難度としてはCDで見つける方が難しいかと思います。アナログはたまに見かけるかな。値段もそんなにしないと思いますが、プレ値で買うほどの代物でもないです。


で、このカヴァーアルバムですが、1曲目のDo You Remember Rock 'n' Roll Radio?のイントロなげーよ!って初めて聴いた時は突っ込まざるえなかったw あと、The RonettesのカヴァーであるBaby, I Love Youも原曲ぶち壊しちゃってて面白いです。実にBoris the Sprinklerらしい仕上がりになってますこのアルバム。カヴァーで遊んでる感じがとても良いです。

  

2013年2月と9月に2度も来日したSkimmer。その9月のツアー用音源が静岡の新星heylomeとのスプリットCD。こちらもFixing A Holeからのリリース。heylomeはこの音源がデビュー音源となるみたいです。

2月のツアー(The Queersと一緒に周ったツアー!)は高円寺の時に観に行ったんですが、9月のツアー時にはもう東京を離れてしまっていたので観に行けませんでした。。なのでこのCDは買わなくていいかなあ的なこと思ってたんです。でも、それは大きな間違いでした。

このheylomeというバンド、Chopperのトリビュート盤のDisc1の1曲目を飾ってるんですが、聴いた瞬間度胆抜かれました。『コレってシンセが入ったCigarettemanじゃん。。』ってね。あのトリビュート盤の優勝はheylomeです。heylomeの1曲のためにだけでも買ってほしい。大大大推薦!!!

で、このスプリットCDを買ったって訳なんですが、オリジナル曲もカッコイイ!シンセの入り具合や男女混声ヴォーカルがたまらないです。単独音源出たらあっという間に人気出ちゃいそうですね。今後が楽しみな今一番注目してるバンドです。ライヴ観たい!

Hello!! December's Plans

Ghost Town And Green Mind


ALLのShe's My Exのカヴァーもヤバいです!
このカヴァーの1:05~1:28部分の女性ヴォーカル部分がモロCigarettemanのChikakoさんの声に近くて初めて聴いた時衝撃受けました。こんなバンドが現れるのを待ってた!

あ、Skimmerの方は聴いてませんので、なんとも言えません。たぶん、いつも通りな感じでカッコイイでしょうw

UKショボポップパンクバンドWactの元メンバーDave Frizがカナダに移住し結成されたパワーポップバンドRamonaの6曲入り1stEP。2010年、Fixing A Holeからリリース。

先日買ったChopperのトリビュート盤の中でとても輝いていたバンドで、早速単独音源を入手しました。このバンド、WeezerThe RentalsSilver SunWellingtonsLate Cambrianなどそっち系のパワーポップ好きな人ならどストライクな気がします。シンセ入ってるし、女性メンバーいるし、人気出る要素揃ってるので、フルアルバム作ってちゃんとプロモーションしたらそこそこ売れるんじゃないかな。Kids In Tokyoとか日本人受けしそうな曲もあるし、このまま埋もれさせとくには勿体ないなあ。。

 Kids In Tokyo


Porcelain (Chopper Cover)


bandcampだと9曲買えます。


今まで当ブログで取り上げてきたような音楽とはちょっと違う路線なんですが、好きなものはジャンルに関係なく書きます。

あのParasitesのDave Parasiteにも絶賛されたSunnycharを始め、Tirolean TapeTirolean Tape And Her KnightsTirolean Tape Chapter4the Automatics、ジ・アプリコッツ、Tiger Shovel Nose、the NERDS、Mamma Crucellなど数多くのバンドやソロ活動で活躍、90年代レイトアノラック/パワーポップシーンを牽引したアノラックの女王こと吉野桃子さんとThe PlaymatesClandestineで現在も活動中の山本聖さんによるユニットMomo-Seiの1stアルバム。2014年2月にbandcamp上でダウンロード版が先行発売され、4月にフィジカルリリースされました。

自分が知ってる限りだと、フルアルバム以前に2枚のデモCDR音源をリリースしていて、当時はYoshinoMomoko-YamamotoSei名義でしたが、Momo-Seiとユニット名変更されたんですね。このユニットは2012年のSunnycharの一日限定復活企画『サニチャーとプレイメイツの夜』が初ライヴだったかと思うんですけど。当日は僕も会場で観てました。デモCDR音源にも収録されているTirolean Tapeのセルフカヴァーとか聴けてとても幸せな夜でした(もちろん、サニチャーとプレイメイツも最高でした!)当日の様子はYoutube上にいっぱいあるので気になった方は探してみて下さい。ココでは僕が当日撮影したSunnycharの映像のリンクのみ貼っておきます→コレは自分が初めてYoutubeに投稿した映像でもあります。あ、そういうのはどうでもいいですね。。アルバムのこと書かなきゃね。。。

Track List
01. グレープフルーツ
02. テーブルランプ
03. うまれた
04. 無限のリズム
05. 棚の上から
06. 青写真
07. 大きなスペースへ
08. おやすみ
09. 夢中になりたい
10. 狂おしい夏
11. あしおと
12. 小さな夜更け

狂おしい夏、テーブルランプ、小さな夜更けの3曲はデモCDRからの再録で、全12曲入り。このアルバムすごいですね!Yahooニュースにも出てます。 吉野桃子さんと山本聖さんの知名度からすれば当たり前のことかもしれないけど、失礼ですが自主リリースのこんな音源までYahooニュースで取り上げられるとはYahooニュースなかなかやりおるわい。。

で、このアルバムの最大の魅力なんですが、お二人の素晴らしい楽曲をバンド形態で、聴けることだと思います。ライヴではギター二本のみの編成だもんね。それだけでも嬉しい音源。俺得音源。個人的にも吉野桃子さんの音楽で思春期を過ごした世代なので、2014年の今現在にまたヨシモさんの歌声が聴けるだけで興奮します。音楽的なことを言うとやっぱりお二人とも、The Beatlesが好きなんだなあって思う曲が多くあると感じます。また、90年代のヨシモさんにはなかった魅力もあるような気がします。上手いこと言葉が浮かびませんがとても優しい音楽。パンクロックも好きだけど、たまにはこういう音楽を聴きながらマッタリ過ごしたくなるような。そんな音楽です。

Momo-Seiは多摩地区をベースに普通のライヴハウスよりカフェや公園、お祭りの会場などで主にライヴ活動を行っています。お昼の明るい時間帯にライヴやってることも多いし、ライヴハウスはちょっと苦手って方でも気軽にライヴ観に行ってほしいと思います。僕はもう東京から離れてしまったのでまたライヴを観ることは困難ですが、またいつかライヴ観たいなあ。。 



ダウンロード版はアートワークが違うんですね。CD盤を取り扱ってるところはコチラ


1998年、Clearvew RecordsからリリースされたThe Mr. T ExperienceによるRamonesの4thアルバムRoad To Ruinのカヴァーアルバム、アナログオンリーでたぶん2000プレス。で、その内300枚がツアーエディションでhalf-blue, half-yellowのマーブル仕様らしいですが、自分のは黒盤。。


このアルバムに関してはMTXも好きだし、オリジナルアルバムも好きだしって感じで一連のRamonesカヴァーアルバムの中でも好きです。ジャケも好き。


一昔前は入手難度がちょっと高くて値段もそこそこしてました(恐らくアナログオンリーだから入手困難で値段も高いのかと思います)。自分が買った頃で3000円だったかな。でも、今日仙台のレコード市で980円で見つけましたw自分は持ってるので友達に譲りましたけど、さすがに関東の某赤黒レコードショップでも980円では置いてないと思います。やっぱり地方のレコ市は侮れないですね!こういう発見があるからレコ堀りは止められないんです。




Too Tough To DieはアメリカのパンクロックバンドJon Cougar Concentration Campもカヴァーアルバム出してるんですよね。1998年、Liberation RecordsからリリースでアナログとCD両方存在します。一連のRamonesカヴァーアルバムの中では最も人気も価値もなく、ブックオフや地方のレコード市などでもよく見かけます。先月、仙台のレコード市でも見かけましたw


Jon Cougar Concentration Campと言えば、日本人ならCigarettemanとスプリット7"を出してたあのバンドで思い出す人も多いんじゃないかと思います。また、ベースのDave SwainはThe Queersのベーシストだった時期もありました(Dangerous Dave)、そのDaveはThe Bugsというバンドでも活動中なので知名度はそこそこあるのかな。


余談ですが、Jon Cougar Concentration CampはScreeching Weaselの名盤3rdアルバムMy Brain Hurtsのカヴァーアルバムも出してるんですよね(恐らくデジタルダウンロードとアナログオンリーだと思われます)。



カナダのベテランポップパンクバンドMcRackinsによるRamonesの8thアルバムToo Tough To Dieのカヴァーアルバム。2000年、Clearview RecordsとColdfront Recordsの共同リリース。アナログオンリーで上画像のジャケは1700プレス、下画像のジャケは300プレス。2種類共、ツアーエディションらしいです。自分が持ってるのは上のジャケで、下画像のジャケのは現物見かけたことないです。。


で、このアルバム、一連のRamonesカヴァーアルバムシリーズの中ではあまり聴かない方です。。この記事を書くために今聴いてますけどだいぶひさしぶりに聴いてます。自分がRamonesのこのアルバム以降があまり好みじゃないせいだと思います。。でも、McRackins好きなら買っとくべき。てか、このシリーズはコレクターアイテムなので買うっしょw