書く順番逆になっちゃった!コッチがNANOXの1stEP、3曲入り。2008年にアナログオンリーでアメリカのShit Sandwich Recordsからのリリース。プレス数は不明だけど100枚限定でbrue vinylが存在するとか!(自分のは普通の真っ黒レコード。。)あと、PVを収録したDVD-Rも付いてます。

Shit Sandwich Recordsと言えばMarked MenBusy SignalsBaby Shakesのシングルなんかもリリースしてたレーベルってことで知ってる方もいらっしゃるかと。

当時、先に書いた2ndCDEPを買って気に入ってこの1stEPを買った訳なんですが、 どちらも調べたら今でも新品で買えそうです。今作も初期XTC好きなら納得の1枚!




外国人メンバーを含む4人組、東京ニューウェイヴパンクロックバンド、NANOXの4曲入りCDEP、2008年にThe Modernist Recordingsからリリース。同名の洗剤が存在するけど、バンドの方が先に存在している(どうでもいいなこの情報)。

ニューウェイヴパンクロックといってもニューウェイヴ寄りなパンクロック(このニュアンス伝わるかなあ。。)でDevo~初期XTC~初期P-MODEL好きならハマるかと。

NANOXはこの2ndシングルから聴き始めてサウンドはもちろんのことですが、ルックスも含めて好みというか、ニューウェイヴとかテクノポップはパンクに出会う以前に好きになった音楽なのですんなり受け入れられました。4曲目とかYMOを彷彿とさせるし、今後に期待、、、してたらこのCD以降音源出した形跡無し。。でもライヴ活動はしてるみたいだし気長に待とう。



今回は音源紹介じゃなくてバンド紹介です。メキシコのパワーポップパンクバンド、Malos Modales。パワーポップパンクといってもガレージ色強め。バンドで表すならParasites meets Marked Menみたいな感じと言えば伝わりやすいかと。The Vacant Lotを彷彿させる感じもありますね。

これまでに2枚のEPを配信のみでリリースしてるっぽいです。去年リリースの1stEP(画像上)に関してはCDR音源として国内の某所にのみ入荷したんですけど、自分がこのバンドの存在を知った頃には既に売り切れてました。。

コレがアメリカやカナダのバンドなら別にそんなに珍しくはないと思うんですけど、メキシコのバンドって今までほとんど出会ったことないので今後に期待しながら見守っていきたいです。ポップパンク~パワーポップ~ガレージパンクファンまで要チェックですゾ~!!


ジャパニーズニューウェイヴ・パンクロックの金字塔、京都のRadio Shanghaiが残した唯一のアルバムであり最後の作品、10曲入り。2001年にLoft RecordsからのリリースでCD/LP両フォーマット有り。CD盤とLP盤では最後の部分の内容が微妙に違う仕様になっておりますので、マニアなら両フォーマット揃えるのがエチケット、僕も両方所持しとります。

Radio Shanghaiは1度だけSHELTERでのライヴを観れたんですが、その時はバンドの存在すら知らなくて他のバンド目当てでライヴ観に行ったんですけど、一発で心奪われましたね、ヴォーカルの人の変な動きと独特な歌い方は今でも忘れられません。もちろん楽曲のカッコ良さにも虜になっていました。

で、即全音源探し求めてコンプリートできましたけど、どれもハズレなくてどっぷりハマっていくことに、、、バンドはだいぶ前に解散しましたが今現在でもしょっちゅう聴いてます。入手難度としては1st7"が入手するのに1番苦労したかなあ値段もそこそこしたし。。他の音源は中古レコ屋やオークションをこまめに見張ってれば割と簡単に見つかるかと思います。

そして、今回取り上げるこのアルバムについても内容の良さに反比例して某赤黒レコ屋などでは1000円以下で見つけることが出来る(たぶんね)ので、見つけたらとりあえず試聴だけでもいいので聴いてみることを強くオススメいたします。万人受けするかは微妙ですけど、70’sパンク~パワーポップ~ニューウェイヴ(初期XTCが好きなら間違いない!)のどれかのワードにピンとくる方なら気に入ってもらえるはず!!超絶名盤!!!

○○フォロワーとかでは表現することのできない唯一無二の存在。もっと評価されるべきバンド。1回だけだけどライヴを体験できたことは僕の中でずっと忘れることのない思い出として大切にしていきたい。

4曲目のLady Of The AfternoonがShooterというバンドのカヴァーらしいんですが原曲聴いたことがなく(YouTubeにもないはず)ずっとモヤモヤしてるのでどなたかご存知の方は教えてほしいです(切実。。)

バンド解散後、ヴォーカルの方はLiquid Screenにて活動中、ベースのCHIHIRO WONDERことCHIHIRO ISADORA嬢はPrambathでの活動を経て現在はBoys OrderとVacation Clubで精力的に活動中。

※今回は入手しやすい音源であり、是非買って聴いてもらいたいバンドなので試聴は無しにしました。


俺はコレを待ってたんだ!!オハイオ州ケントと拠点とするエモ・インディーロックバンド、Annabelの2015年6月リリースの11曲入り3rdアルバム。CD/LP両フォーマット有りで、今作は前作までのCYLSを離れてTiny Enginesからのリリース。プロデュースはInto It. Over It.のEvan Weiss。

Annabelに関しては1st、2ndとずっと聴いてきて大好きだったので、今作に関しても期待値は高かったんですけど、期待を裏切らない出来で満足の1枚です。早くも今年のベスト入り決定かも!所謂エモリバイバル系に位置するバンドの中ではダントツで好きなバンドなので多少のえこひいきはありますけどねw

今作に限らず、Annabelの音源は個人的には通勤途中とかの自分自身を高めたい・気持ちを昂らせたい時に聴くと何か元気になれる曲が多い(歌詞の意味は知らんけど。。)ので、ここ一番って時にはAnnabelを聴いてることが多いです。

働くあなたの活力にAnnabel、買ってみてはいかがでしょう?(今回も全然レヴューになってないな。。)



韓国在住アメリカ人ギターヴォーカルと3人の韓国人メンバーによるメロディックパンクバンド...Whatever That Meansの14曲入り1stアルバム。2011年、Rearize RecordsからリリースでCDオンリー。

ジャケをご覧の通り、ベーシストは女性なのですが、メインヴォーカルはアメリカ人ギターヴォーカルでサウンド的には90年代のGreen Dayみたいな感じ(歌い方も若干意識してるかも)でとても韓国のバンドとは思えないアメリカ的サウンド。でも、よくあるGreen Dayフォロワーと違うのは女性ベーシストのTrash嬢の存在。

Trash嬢が居ることでアメリカ人ギターヴォーカルとの男女混声メロディックな曲はなかなかカッコイイです。そして、Trash嬢がメインヴォーカルを務める4曲目のHave You Had Enough?がこのアルバム最大の目玉!!てか、この1曲のために買ったと言っても過言じゃない!コレは韓国のPear Of The Westですよ!!

もっとTrash嬢をメインに推していけばこのバンド化けるかもしれないのになあ。。


Minority Blues Band、What-A-Nights、Leeway、Thirsty Chordsなどの良質なメロディックパンクバンドを輩出し続けている四国。その四国からDriftageやFlagmentsだったメンバーを母体に2010年に結成された男女混声メロディックパンクバンド、Turncoatの6曲入りCDEP。元々はカセットテープでのリリースだったのが即ソールドアウトとなり、こんな傑作をこのまま廃盤にしてしまうのはいけないということでWaterslide Recordsとmostffの共同リリースという形でリリースされたCD盤、2015年作。

これまで2枚のアルバムをリリースしていてTurncoat自体の存在は知っていたのですが、正直他の四国のバンドと比べるとやや物足りないというのが率直な感想でした。本来なら男女混声メロディックは大好物なんですけど、イマイチピンと来なかったんですよね。2ndからは今作への片鱗をのぞかせる感じもあり女性ヴォーカルパートも増えてきて期待はしていたのですが。。

しかし!今作はこれまでとは次元が違う!!カセットテープリリースでも即ソールドアウトするのも納得!CD盤で再リリースされたのも納得!今作は単なるメロディックパンクという言葉だけでは表現できる作品ではなく、エモ・インディーロック~オルタナファンにまで聴いてほしい超傑作となっております。多大なる影響を受けたであろうと思われるJawbreakerのカヴァー(bandcampでは聴けない)もハマってるし、言うことなし!ガールズパンクファンも必聴!


スペインのParasitesこと、The Feedbacksの14曲入り1stアルバム、1997年にNo Tomorrow Recordsからのリリース。CD/LP両フォーマット有り。

以前は2ndアルバムのSpeedway(名盤!)が一番入手困難でしたが数年前に国内盤CDが再発されたので、The Feedbacksのアルバムの中では今一番入手困難なのがこの1stかと思われます。なので必然的に高騰してますね。。

iTunesやbandcampで配信してますのでレア値で買いたくない方はダウンロード販売で買ってもいいかと思います。超絶名盤なのは保証しますから!!

2ndアルバムまでのThe Feedbacksは所謂ポップパンク期でそれ以降はサウンドスタイルが徐々にパワーポップに移行していくので、ポップパンク期とパワーポップ期で好き嫌いが分かれるかもしれませんが、僕はThe Feedbacks自体が大好きなのでパワーポップになろうが音源が出れば買い続けていくだけです。

The Feedbacksに限らず、初期がポップパンクで徐々にパワーポップにシフトしていくバンドってなんだかんだで良いバンドが多いんですよ。The CheeksやTravoltasが良い例で、両バンドともに初期がポップパンク、現在はパワーポップ寄りですけれど、それってメロディーを追及していった結果だと思うんですよね。バンドとして成熟していった結果なんだと僕は思ってます。曲のスピードは落ちたけどグッドメロディーであれば何の問題じゃないんです。ってのが自論なんですけど、どうですかね?

話が逸れてしまいましたが、今回はThe Feedbacksの1stでしたね。The Feedbacksはスイートショボポップパンクな1st派とParasitesよろしくな疾走感あふれるサウンドな2nd派でまたどっちが好きかで1日中議論出来るくらいどちらも素敵な作品なのですが、個人的には僕は1st以前の7"派ですw

1stアルバム以前の7"は意外と安値で見つかったりすることが多いので見つけたら必ず確保してください!

て訳で全然レヴューする気すらなくてたまたまbandcamp見つけたから取り上げてみました。だって僕の拙い文章を読むより聴いてもらった方が早いでしょ。あ、因みに1曲目はParasitesがカヴァーしてます!あと、12曲目はEddie & The Hot Rodsのカヴァーですよ!