まずは嬉しいことに最近リリースラッシュなスウェーデンのベテランパワーポップパンクPsychotic Youthから。
M1はボストン70'sパンクNervous Eatersのカヴァー、この辺の年代の先人達のカヴァーはPsychotic Youthの十八番と言ってもいいですよね。純粋にカヴァーされてるけど見事にPsychotic Youthがモノにしてる。
M2はパンクをかじってる人には説明不要なMisfitsカヴァー!ヨルゲン先生のヴォーカルはダンジグにも劣ってなくてパワフル!ダンジグもヨルゲンも色っぽいというか艶っぽいヴォーカリストで、なんとなくだけどエルヴィス・プレスリーとか好きそうなイメージ(ダンジグはプレスリーのカヴァー集出してるし、ヨルゲンはPsychotic Youthとは別にロカビリーバンドをやってたりします)
M3は80年代のガレージバンドなのかな?この手のガレージテイストな曲もPsychotic Youthが得意としてるところですよね。元々Psychotic Youthはガレージ色が強いバンドだったし。
M4はBo Diddleyの曲なのかあ。オールディーズカヴァーもこなせるのはPsychotic Youthのような年代の人達ならではなのかなあと思います。子供の頃に聴いてたとか、親が聴いてたとか、勝手なイメージですけど。。The Yum Yumsとかも昔の曲を上手くカヴァーするもんね。
M5はStiv Batorsのカヴァーだけど、改めて聴くと声質似てるなあ。今回聴き比べて初めて思った。カヴァーというかコピーに近い完成度。
M6はNew Musikのカヴァーだけど、この曲は96年のSurf TrioとのスプリットCDにも収録されていて、その時のものを再収録か録り直しかは情報なくて不明です(ヨルゲン先生は若い頃から声が衰えてないから判別できない。。)New Musikは短命だったけど他にも良い曲あってPsychotic Youthきっかけで聴くようになったりしました。
M7はインスト曲でワイルド・エンジェルという暴走族映画のサントラ曲みたいです。ヨルゲン先生元ヤンぽいもんなあw
先週の土曜日、すごいひさしぶりにライヴを観に行きました。元々頻繁にライヴ観に行くタイプではないので、いつぶりに観に行ったかは定かではないけど、恐らく2019年の日本酒パンクギグ以来と仮定すると2年以上ライヴに足を運んでいなかったことになる。コロナ抜きにしても出不精過ぎですね。。
そんな訳でこのBlogはレヴューBlogでもあり、備忘録でもあるので当日のことを書き記しておきます。自分用に。
ライヴを知ったのは企画者のLittle Factoriesモトイくんの告知ツイートだった。そこで「ピーナッズとSlugger Machineを同時に観れるのか!?」と思ったので、すぐその告知ツイートをお気に入りした。今のご時世もあるので人数制限があるのは当然と感じたが、この時期に企画してそれを実現させたのはすごいことだと思う。勇気がいっただろうなあ。
で、実際にチケット予約の連絡をモトイくんにDMでお願いしたのが、ライヴの一週間前くらいだったと思う。観に行くことは特に誰にも言っていなかった(言わなかった意味は特にないんですけど)
ぼくはBlogのアカウント以外にもTwitterアカウントを持っている。そのアカウント上ではどちらかと言うとツイ廃に該当するタイプだと自覚している。ライヴ当日、ポケモンGOのことを呟いたら、Little Factoriesのブライアンから「ポケモン交換するから今日観においで」みたいな返信をもらった。普段、ライヴ観に行く時くらいしか友達に会わないのでどうしてもポケモンを交換するタスクが消化されないことに日々悶々としていたぼくは、そこで実はチケットは予約済みで観に行くことをブライアンに告げた(そして、実際ライヴ会場でブライアンとポケモン交換しましたw)あと、Boodleハシケンくんに渡すCDがあって約束してから1年くらい経過してしまっていたので、そのこともあってハシケンくんにもライヴ前に連絡した。ポケモンを交換する・CDを渡すという2つの大きなタスクを消化できただけでもライヴを観に行った甲斐があるwしかし、ライヴのことを書く前にこの文字数はどうなんでしょう。人に読ませる気無さ過ぎですね。備忘録なのでそこはスルーしてください。。
ライヴのことも書きますね。1番手はBoodle、1曲目からNobodys(日本の方ね)カヴァーかよ!観るたびに(そんなに頻繁に観てる訳でもないけど)成長が見られる演奏でした。ぺぺ氏とハシケンくんは前身バンドの頃からの付き合いで、やっぱり観ていて感慨深くなります(あとハシケンくん出会った頃よりだいぶ太ったなあ。健康面で心配。。)昔書いた前身バンドのインタヴュー記事読むとわかるんですけど、だいぶ大人になってから本格的にバンドを始めた人達なのでカヴァー曲のチョイスも遅れてきた青春を取り戻すかのような選曲で同世代の自分としてもアガりました。持っていなかった音源も買えてよかった。
3番手は企画者モトイくん在籍のLittle Factories、全体通してタイトな演奏っぷりでBoodleの時とはまた違った意味で圧倒されました。バンド全体がパワーアップしてるといいますか、旧式のスカウターだったら爆発するみたいな感じ(意味わからない人はググってね)もっと他の地域の人達にも知れ渡ってほしいバンドだなあといつも観ていて感じますし、そろそろ新譜もと期待しちゃいます。何やらレコーディングはしてるようなご様子ですが??
トリは横須賀からお越しのSlugger Machine、ぼくの印象ではCHEERSラジオの時の吉野さんのイメージがどうしても先行しちゃいますが、バンドとしてコチラも新譜出したばかりで気合いの入った演奏だと感じました。SNSで知る限りいっぱいライヴしてる様子なのでこのような遠征でも力を発揮するような演奏が出来るのでしょうね。圧巻でした(Slugger Machineも一番前で観させてもらいました)帰る時に会場前で偶然吉野さんにお会い出来たので少しお話させてもらえて、CHEERSラジオいつも聴いてることをお伝え出来て良かったです(吉野さんにも当Blogの缶バッヂを押し付けてごめんなさい)
ライヴ当日のことは出演した方も観に行った方もとても楽しかったとSNSで仰っていて、もちろんぼくも皆さんと同じ感想です。こんな記事を読むよりもそれぞれの方のツイートを読めばライヴの時の雰囲気は伝わりますし、当BlogのTwitterアカウントで当日の写真や動画も探せば出てきます(この記事に載せた写真はなるべくTwitterに載せたものと被らないようにしました)
最後にこのような記事を書くつもりなかったのですが、ひさしぶりにライヴに行って感じたことがあって、それはライヴに行けばいつものように会場に現れて、ぼくを見つけたら当たり前のように声をかけてくれて、ライヴとは関係ないようなバカな話とかで笑わせてくれる存在だった方はもう居ないんだなあということ。そう思うと今回、人見知りで挙動不審なぼくでもひさしぶりに会って「元気?」「会えて嬉しかった」と伝えてくれる方々のことを今まで以上に大事しなきゃなあと思うのでした。あと、カズさんがホントに仙台に来ていてウケたw
八王子の若手男女混声ポップパンクバンド、ピーナッズの自主リリースでの1st CD7曲入り、2021年作。
意識していなくてもフォロワーやフォロワーのフォロワーから情報はちらほら入ってくるSNS時代。バンドやデモCDRの存在は知っていても、好きになってしまったら困るといいますか、なんて表現すればいいのかわかりませんが、好きなモノ(バンド)が増えると大変じゃないですか。。追いかけるのがw(もう年ですかねw)
そんな時に某CHEERSラジオの新譜紹介でこのCDの曲が流れた回がありました。その曲を聴いた時に「あーぼくが間違っていただけだった」と感じました。何の先入観も持たずふらっとそこに飛び込めばいいだけだったんですね(曲だけではなく、Peace Of Breadとのエピソードも重要だったと記しておきます)
前置き長くなりましたけどこのCD、何か見たことあるようなジャケット写真の構図ですね。説明するまでもなく、メンバー全員がヴォーカル担当出来るのはPiggiesとの共通点ですが、Piggies影響下でありつつも、全て日本語詞でやってるのはすごいですよね。
1つのバンドなんだけど曲がバラエティに富んでいて面白いです。M5の守ってあげたいは往年のGoing Steady(not 銀杏BOYZ)をも彷彿させますよね。日本語詞の良さっていうのは直接歌詞が頭に入ってくるからなんだなあとひさしぶりに日本語詞のバンドに触れたので再確認出来ました。
若さって素晴らしい。20年後、ピーナッズに影響受けたバンドが生まれたら追いかけて行けるかなあw
好きなジャケを挙げろと言われたらDoc Hopperの1stがすぐに思い浮かぶぼくです。こんにちは。
1993年リリースの1stアルバム11曲入り、CDとカセットはRinging Ear Records、LPはReservoirというとこからで、リリース元によってジャケが微妙に違うよ(上記画像はLPジャケ)
Ringing Ear RecordsはThe A.G's(前身的バンド)やSinkhole(同時期にやってた別バンド)のリリースもあるのでメンバー関連のレーベルぽいですね。
ギターヴォーカルのChris Pierceはもうすでにこの頃からプロデューサーとしてもクレジットされとります(のちにThe Ergs!等のプロデュースもします)
ポップパンクやメロディックパンクを掘っていくと割と早い段階で出会うことになるバンドなので割とお安く見かけることもあったりします。
サウンドもエモーショナルでカッコイイ!ただし、最後のやたら長い曲はあんまり好きになれないw
割と近年のライヴ映像もYouTubeでいっぱい出てくるのでたまに活動してるみたいですね。
サクラメントのグレートパワーポップバンド、The Decibels。2019年、バンドの再始動作品となった13曲入りカヴァーアルバム。リリースはもちろんドイツの名門Screaming Appleからでフィジカルはアナログオンリー。
前回の記事でやられたと書いていたドイツのサーフポップパンクバンド、Die Schnickersの2020年作の現時点での最新アルバム。リリース当時スルーしてましたがHey Ho, Let's Go...Surfing!購入後すぐに買いました。
Die Schnickersは遡ると92年に7"シングル1枚残していてその後消息不明になるらしいんですけど、92年ということで某Cheersの人は既に発掘済みで、ラジオでかかったり、例の本にも掲載されていたりと一部の極少数の人達には知られた存在だったとのこと。そんなバンドのヒストリーはリリース元のWaterslide Recordsでご確認下さいね。
Hüsker Dü~Leatherfaceの影響のもと、そこにサーフなコーラスやハンドクラップを融合した唯一無二なサウンドを確立。そしてユーロポップパンク特有の泥臭さや気持ち悪いとこw(アルバム1曲目の笛?フルート?の音とか正にそれ)
万人受けしないけど、どこか耳に残ってしまう癖になるサウンドで一部の好事家を虜にするのだろう。。(しないかもしれない)
PC故障してましたが、直りました。こんにちは。秋めいてきたけど暑いですね。。
そんな暑い時に聴きたいアルバム断トツ1位!なBeatnik Termitesのニューアルバムです。カヴァーアルバムやライヴ盤を除いて数えると4枚目のアルバムということでいいですよね?コレは待ってた人多いと思います。3枚目(Girl Crazy)が2003年だもんね。。実に18年ぶりっす。2003年生まれの子が選挙権持てちゃうくらいの年月経ったのかあ(白目)
Beatnik Termitesというと、どの音源も最高なバブルガムポップパンクサウンドでしたけど、今作も何も変わっておらず(褒めてます。そして今作のジャケも最高!)、サーフ・オールディーズ・ドゥーワップな要素モリモリで2021年のフェイバリットに挙げる人も多そうな気がします。ぼく的には2020年代を代表するポップパンクアルバムになることは間違いないと思っています。
そんな至極な13曲をレコード・CD・カセットテープ・サブスクといろんな手段で聴くことができますのでお好きなフォーマットでどうぞ。リリースはMom’s Basement Recordsっす!
気付いたら8月ですね。先月一度も更新してませんでした。。こんにちは。
先日、mid90sという映画を観ました。90年代中期にスケートボード、ドラッグ、アルコールなどに染まっていく少年の物語で、自分も90年代に思春期過ごした世代でしたので、共感できる部分もあったりなかったりで面白かったです(ぼくの場合は家でパンクのレコード聴いているばかりの根暗思春期でした。。)
当時のスケーターファッションとかね、映画を観ていて懐かしいなあと思ったり、スケボーしないけど、そういうショップに出入りしたりしてたなあとかね。。こういう感覚を現代っぽく表現するとエモいと言えば伝わりますかね?エモい映画です。はい
劇中で流れる音楽も当時のヒップホップだったり、時にはMisfitsやBad Brainsのようなパンクもかかったりでとても良いです。エモいです(このエモいの使い方は間違ってそう。。)
いやあ、映画ってホントにいいですね。
みんな大好きAllyちゃん所属のイタリアン男女混声ラモーンパンクバンド、すでに4枚アルバム出てますが、ぼくが推すのはこの2008年リリースの1stアルバム。イタリアのMaking Believe RecordsリリースでCDオンリー。バンド的には黒歴史なのか?bandcamp上にはこの音源が存在しない。。
コレをみんな待ってたよね!Piggiesの2017年の復活作以来の新譜EP?ミニアルバム?なのかな?そこはどっちでもいいか。。至極の6曲!!ジャパニーズガールズポップパンクの最高到達点!!!2021年作、今回からWaterslide Recordsリリース。
2021年まだ半年以上残ってるけど、既に今年のベストリリース候補入り当確って人が多そうw それぐらい内容が良いです(語彙力無いぜ自分w)
メンバーが1人減ったものの、それを感じさせないパワーアップした楽曲でキッズ~元キッズ(おじさん・おばさん)達がガッツポーズしてる姿が目に浮かびます。まあ、というかこうしてまだバンドが存在していることに感謝感謝ですなあ(しみじみ。。)あとはライヴ観れたらですね。。(コロナしばく!)
ぼくが曲のことは語ったり、バンドの思い出を語ったりはキモイと思われちゃうので控えておきますw CD買って聴くのが一番説得力あるもんコレ。bandcamp上では2曲のみ聴けますけど、他の4曲もすごいからね!(語彙力無いよねーw)
唯一、ぼくが語りたいことはマスタリングがとても良い仕事してるのでは?という点。すごくクリアな聴きやすい音で作品の質をグッと上げたなあと感じました。あと、アートワークも最高と言っておきたいです。
コッチはまだ梅雨入りすらしていないけど、梅雨明けしたような晴れやかな気分になりましたよw
コレコレ!待ってました!発売遅れていましたよね。。
ジャケがバス男の主人公みたいだね。大阪のスカパンクバンドの7曲入りカセット作品。2020年末にカリフォルニアのStay Tough Recordsからリリースされたのが、今年国内盤としてKick Fuck Recordsというところからリリースされたものを入手しました。
まるで90'sに戻ったかのような気持ちにさせるサウンド、影響受けまくってるであろうFruityやSchool Jacketsオマージュなオカズ有りで40オーバーの人達の心をも掴んじゃうかもですねコレ。
このGWはいろいろさかのぼってOperation Ivyから聴き直そうと思います。皆さんも良いGWをお過ごしください。
あれ?なんかBloggerの仕様変わったのかなあ?まあいっか、あまり更新してないしw
まだギリギリ1月なのでね、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。と言っておきたかったのです。はい
去年を振り返るのはやめておきますね。特に何もなかったので。まあ去年は2回更新しただけっていうね。。今年は去年を超えるという低い目標に向かって相変わらずゆる~く行きます。
ぼく個人的な話ですと、まあ特に何もないんですけどw 人生で初めて厄払いをしてもらいました(厄年)
初めてだったのですが、お祓い受けた前と後でなんか気持ち的に少し楽になった気もします。気の持ちようでしかないのかもしれないですけど、神聖なモノに触れる機会がずっとなかったのでお祓いを受けてよかったです。
まあね、クソみたいな世の中けど、生きていれば面白いことあるっしょという気持ちで生活していきたいです。推しのバンドや漫画家の新譜・新刊が出続けるだけで幸せですもんね。
あと、健康第一っす、コレに限ります。