2000年リリースのDiggerの3rdアルバム14曲入り。またまたHopeless RecordsからLP/CDでリリースされとります。


前作より哀愁増して、ドラムのメンバー交代と新しいギター加入でまた4人体制になりました。あと、ベースヴォーカルのMatt Gregorecが今作からシンセを導入し出すんです(とりあえず2曲目のFeeling What I'm Thinkingを聴きましょう)もうココまで来ると1st時のドタバタさが懐かしい。。けど哀愁出てきたDiggerの音源も好みなので問題ないです。てか、Diggerはハズレないのでね。




前回に続き今回はDiggerの2ndアルバム14曲入り1998年作。前作と同じくHopeless RecordsからLP/CD/CTでリリースされとります。何故かすごい安値で見かけること多い気がする。。


1stの延長線上のショボポップパンクではあるものの、音が良くなっていてこの後の哀愁を感じさせる変化が垣間見える作品かと。。というのもメンバーが3人になっていて(1stの時は4人)ギターヴォーカルだったPhil Nelsonが1997年に亡くなってるというね。メンバーの死を乗り越えた後の作品だった訳で、サウンドに変化が出て哀愁(エモさ)が出るのもわかりますよね。。メンバー減ってもフロントメンバーの掛け合いヴォーカルは健在。名盤かどうかは値段じゃないと言いたいです。あと、ジャケもいいね。



ペンシルバニアのポップパンク/メロディックパンクバンド、Diggerの1stアルバム14曲入り。1996年にHopeless RecordsからLP/CD/CTでリリース。2019年にはアナログのみカラーヴィニールでHopeless Recordsよりリイシューもされとります。


Diggerは初期のショボポップパンク期~後期の哀愁増したメロディック期とサウンドスタイルが変わっていくのを楽しめるバンドとして大好きです(初期・後期どっちもいい!)あと、初期・後期という表現をしたけど、音源リリースはないが今も現役バンドでライヴやってます(一度解散して10年後くらいに復活したっぽい)


ショボいけども疾走感ある曲が多く、フロントメンバーによる掛け合いヴォーカルがたまらないとこがDiggerの魅力。下手にオーバープロデュースされた音源よりよっぽどいいですよコレ!ギターヴォーカル2人の内の1人のChris Bennerは元Westonのメンバーだったのを抜けてこのDiggerを始めたらしい。レア盤でもないし、デジタルでも聴ける手段あるし是非聴いてほしいアルバム。あ、ラストの曲はマドンナのカヴァーです。


この時期のHopeless Recordsリリースは良いバンドいっぱいリリースしてましたよね。