Geoff Palmer / Standing in the Spotlight




Ramonesの初代ベーシスト、Dee Dee RamoneがRamones脱退後にラッパーに転身し、1989年にDee Dee King名義でアルバムを出しているのは、その界隈の人なら知ってる有名なエピソードかと思うんですが、そのアルバムをGeoff Palmerが丸ごとカヴァーしてリリースしました!2022年、オランダの名門Stardumb RecordsからリリースでフォーマットはLP/CD。カセットもMemorable But Not Honorableからから出てるみたい。


いやあ、Ramonesのオリジナルアルバムのカヴァーアルバムは今までいろいろ出てまして、当Blogでも記事を書いてきましたが、この手があったとはね!コレは思いついてやったもん勝ち!この発想はなかったわあ!素晴らしいアイディア!ナイスなトリビュート作品です。


音源や上記のbandcampページにも記載がありますが、曲ごとに担当したパートのメンツが豪華!盟友のKurt Baker, Brad Marino, Zack SpraqueなどGeoff Palmerのバンドメイト、ex-The UnlovablesのHallie Bulleit、Squirtgun, Common Rider, Screeching Weaselなどでの活動歴・様々なアーティストのプロデューサーでおなじみのMass Giorgini(しかも1曲目のサックスを担当!)と豪華布陣で制作されています。


Dee Deeのオリジナル音源聴いている方なら知っているかと思いますが、ラッパー転身後の作品といっても、ところどころオールドスクールヒップホップ感はあるものの、基本はロックアルバムなんですよねコレ。なので未聴な方も変な先入観持たずに聴いてほしいです。4曲目とかSloppy Secondsがカヴァーしていたので聴いたことがある方も多いかと思います。


Dee DeeはRamones時代も脱退後もソングライターとして貢献した人でしたので曲が良いのは当たり前なんすよね。ただ、何でラッパーになったんだろ。。

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