きのこ帝国のフルアルバムとしては3作目となる2015年作のメジャーファーストアルバム。ジャケの右下の猫が特にかわいい!!新たな猫ジャケ名盤の誕生となるのかな。
アルバムタイトルにもなっている1曲目の「猫とアレルギー」、この曲いいですね!鍵盤やストリングスを導入していてメジャー感満載なんですけど、曲が良ければメジャーだろうがインディーだろうが関係ないです。
相変わらず、初期のシューゲイズ・ドリームポップ路線が云々~てAmazonのレヴューやYouTubeのコメントで見かけるんですけど、 不満があるなら聴くの止めればいいのにね。僕は前作の時にも書いたんですけど、サウンドスタイルが変われどギターヴォーカル佐藤さんの作る曲・歌う歌を聴き続けていきたい。ただただそう思うのですよ。だからこのアルバム1枚でこのバンドを判断するのなんて無理だし、まだ試行錯誤している印象なので新作が出る度にチェックしていきます。
てか、いちいちAmazonのレヴューやYouTubeのコメントで音源買うかどうかなんて決めないし、そのバンドと自分の耳だけを信じるだけでしょと思うんですよ。コレ以上書くと暴言吐きそうなので止めておきます。。(レヴューって難しいね)
タイトル通りカナダのポップパンク・パワーポップバンドBUMのトリビュート盤。2002年Magic Teeth RecordsからのリリースでフォーマットはCDオンリー。
トラックリスト
1. A Promise Is A Promise - The Lisa Marr Experiment
2. Wedding Day - Mach Pelican
3. Your Disciple - Fastbacks
4. When She Walked - Scott Henderson Institute Of Technology
5. The Eternal Ideal - Carolyn Mark and The Room Mates
6. Bent On Being Bent - Marcus Pollard
7. I Hardly Breathe - The Stand G.T.
8. Mallory - Biscuit
9. Instant Kool Ayd - The Spinoffs
10. At The Well - Marshall Artist
11. I'm Not One - Jim Bryson
12. No Idea - The Jizz Wailers
13. Debbiespeak - The Stinky Bugs
14. I Wanna Be - P.P.M.
15. Why Go Out Of Your Way - The Wimpy's
16. Your Name Was Next To Mine - The Crusties
17. Mrs. Rock and Roll - The Feedbacks
18. Here Comes The Magic- The Pixie Stix Six Six
19. O Cookie - No Crom
20. Vitamin V - Juniper Moon
21. Disaster Movies - The Chick Magnets
22. The Right On Girl - The Holdens
23. Really Outta Tune - No Picky
24. Hi-C Half - Run Chico Run
25. Feel Like A Lotta People - Phat Tank featuring Ms. Enuka
26. Don't Ever Be Sorry - Spanky Darth Vaders
ポップパンク狂ならMach Pelican、Fastbacks、The Feedbacks、Juniper Moon、No Picky、Spanky Darth Vadersなど興奮するメンツですよね。個人的にはFastbacksが参加してるだけでもうお腹いっぱいです!!この音源でしか聴けない曲ですからね。
パンクバンドではないバンド?ユニット?も多めで途中だれる部分もあるんですけど、やっぱりFastbacksが参加してるだけでもうたまらないですね(しつこい)。
あと、日本からThe Wimpy'sが参加していてコレもこの音源でしかと聴けない曲です(たぶん)。Mach PelicanによるWedding Dayのカヴァーは2ndアルバムであるPulsate To The Back Beatにも収録されています(たぶん同テイク)。
1曲目のThe Lisa Marr ExperimentのLisa Marrって人はCubやBuckをやってた人でThe QueersのI Can't Get Over Youにヴォーカルで参加してた人って言えばピンとくる方も多いかと思います。
こんな拙い文章より聴いた方が早いので数曲ですが試聴できるところのリンクを貼ったので、気になった方は上記トラックリストのバンド名のところをクリックしてみてください。でわでわ
仙台のアメリカ人メンバーを含む4ピースメロディックパンクバンド、"小工場"ことLittle Factoriesの(個人的に)待ちに待った6曲入り新作CDR音源!!曲名わかんないけど、曲を覚えてきたとこでこの音源のリリース!グッドタイミング!!
地元に戻ってきてライヴはまだ数えるほどしか行けていない現状なのですが、その数少ない回数の観に行ったライヴの中で一番ライヴを観てるバンドがこのLittle Factoriesなのですよ。だから思い入れも強めw
で、ココ2年ちょっとの間Little Factoriesのライヴを観続けてきて、バンドの成長と言いますか成熟していく感じが見て取れてる気がして、特に最近観たライヴがとても良いんですよね。フロントの3人の掛け合いヴォーカルと絡み合う2本のギター、そしてOKPくんのドラムの成長ぶり!あと、たまにやってるいろんなバンドのカヴァー(選曲はブライアンのチョイスなのかな?その辺含めて今度いろいろ聞いてみたいなあ)とか、とにかく毎回ライヴが楽しみなバンドです。日本のメロディックパンク、Snuffy Smile周辺のバンドが好きなら聴いてみてほしい。大大大スイセン!!!!!
イスラエルはテルアビブの女性ヴォーカルメロディックハードコア(notメロコア←コレ重要)バンド、Not On Tourの16曲入り3rdアルバム、2015年作。前作は国内盤CDも出ていたのでご存知の方も多いかと。
CD盤はフランスのEffervescence Records、LP盤はドイツのPhobiact Records、カセットはドイツのSpastic Fantastic Recordsからのリリース。
今までの音源を聴いてる方々は安心して聴けますねコレ。疾走感と爽快感満載で全音源通してスタイルが変わっていないとこがこのバンドの良さ!!今作も全ての曲が2分以下の曲ばかりであっという間に聴き終って気付いたら何度もリピートしてるパターンですね!
ずっとこのままの路線でいてほしいけど、そろそろメジャーどころのレーベルに引き抜かれたりして。。まあそれだけクオリティは高いってことで、ガールズ~ポップパンク~メロディック~ハードコアファンにまでオススメしたいバンド。アナーコパンクとか好きな人にもウケそう。スペインのAccidenteとか好きならハマるかと思います。
チルウェイヴのパイオニア、アラン・パロモのプロジェクト、Neon Indian待望の3rdアルバムVega Intl. Night School。国内盤CDは1曲ボーナストラック追加され15曲入り。邦題はベガ国際夜学校てそのままやーん。
ジャケは輸入盤も国内盤も同じらしい。普通のジュエルケース入りCDなんだけど、このジャケなら昔のLP風帯付き紙ジャケにした方が良かったと思うんだけどなあ。
前作まで聴いてるリスナーなら驚くかもしれないサウンドの変化があり、チルウェイヴと一言だけでは括り切れないサウンド。初めて聴いた時は違和感あったけど、聴き込んでいく内に馴染んできて気付いたら魅了されていた。
2015年の最新音源なんだけど、80年代ポップ風なレトロなサウンドでディスコって言葉がしっくりくる。R&B、ソウル、エレクトロ、エレポップ、ディスコが入り混じった現代風シンセポップだなあコレは。
チルウェイヴ、アンビエント、シューゲイズ的なサウンドを期待していたけど、コレは良い意味で裏切られた。傑作!!
Sonic Surf City、Psychotic youth、Hawaii Mud Bombersのような優良バブルガムサーフポップパンク・パワーポップバンドを輩出してきたスウェーデンからの新たな刺客!!それがこのRandellsと言っても過言じゃないはず!たぶん。。
そんなRandellsの1stアルバムはスペインのRumble Recordsとみんなお馴染みWaterslide Recordsの共同リリース。しかし300プレスって少ないね。。いまんとこCDオンリー(のはず)
bandcampで聴いてひとめぼれして気付いたらオーダーしてました。サーフ要素だけじゃなく、ラモーンパンク(Ramonescore)要素もあってポップパンク狂なら迷わず入手ですな(プレス数少ないのでお早目に!)。
あと、やたらアメリカ推しな曲が多くて(American Bandstand、So American、USA)どんだけアメリカ好きなんだよおまえらwんでもってBritish Crapみたいなイギリス批判ソングもあったりします(下記MV参照)。
スウェーデンって国はホントいろんなジャンルでいいバンド・アーティストが出てきますよね。ちょっと調べてみたら実はスウェーデンってアメリカ、イギリスに次ぐ音楽大国らしいんですよ。スウェーデンは芸術への支援が手厚くアーティストやレーベルは公的機関からレコーディングやツアーの費用、生活費まで支給を受けられる制度があるそうです(ほぼコピペ)。来世は北欧人に生まれたいなあと思いました。
京都の3ピースポップパンクバンド、Sanhoseの元々はカセットでリリースされていた2ndアルバムのCD盤。Snuffy Smilesからリリースの2014年作11曲入り。
ポップパンクと言ってもRecess Records周辺のバンド、F.Y.PやGrumpiesとか好きならどストライクですねコレ!!ショートチューンの連発で一気に聴けちゃうのでリピート再生しまくり間違い無しです!!!
時折聴こえてくる女性コーラス(もっとあってもいい)もいいし、Bad Brainsのカヴァー(Attitude)もハマってる。もっと早く買えばよかったなあ。。(でも、メンバーさんから直接買えたから良しとしよう)独特なアートワークも◎名盤でーす!!
待ちに待ったThe Unlovablesの新譜はなんとDirt Bike AnnieとのスプリットLP!!!コレはポップパンク関連では今年一番のニュースなんじゃないの!?まだフィジカルリリースされていないと思われるんですが10月9日からiTunes上で配信されてるんで迷うことなく買いました。もちろんフィジカルリリースされても買うんですけどね(しかもリリースはWhoa Oh Recordsだし!)。
両バンドとも昔から変わらないクオリティで昔からのファンも安心して聴けます。全ガールズファン~全ポップパンクファンなら迷わず入手な1枚!好スプリット!!早くも今年のベストディスク入り決定だわコレは!!!
先日、レコ市で\950で掘り出してきました。1990年リリースのChemical Peopleの24曲入り編集盤。UKのVinyl SolutionからのリリースでCD/LP両フォーマット有り。Vinyl Solutionについては長くなりそうなので割愛します。簡単に書くといろんなバンドをリリースしている凄いレーベルです。
このカッコイイジャケのアートワークはHard-OnsのRay Ahnによるもの、彼の描くアートワークは大好きなので飾っておきたくなりますねこのレコード。内部のイラストにはRay AhnによるものとDescendents/ALLのアートワークでおなじみChris Sharyによるものが掲載されています。
トラックリストは↓の画像になります。
カヴァー曲多めなんですけど、原曲知ってるの少ない。。
ざっくりとした収録曲解説
トラック1~4がFan Club 7"からの曲で3曲目はDanzigのカヴァーですね(コレだけ原曲知ってた)。プロデュースはBill Stevensonです。トラック5~8がX-Feminist 7"からの曲で6曲目がGG Allinのカヴァー、7曲目がSpinal Tapという映画に出てくる架空のバンドのカヴァーだとか(そりゃ知らないはずだ。。)。
トラック9~12がAre You Butt Phace? 7"からの曲で、13曲目は未発表曲でHard-Onsのカヴァー!!トラック5~13はプロデュースがBill Stevenson、エンジニアがStephen Egertonです。
トラック14~21はLive '89 7"というライヴ音源で16曲目と21曲目はまたもやGG Allinのカヴァー。トラック22~24は未発表曲で24曲目はKissの人のソロ曲のカヴァー。
未発表曲が収録されてるってことはシングル全部揃えていてもコレ買わなきゃイカンのですね。。 まあ、シングルほとんど持ってないけどね。
最後に余談ではありますが、イマイチ日本国内では評価の低いChemical Peopleですが、自分も含めて少なからずChemical People好きは居るはず!なので、こっそりライヴ音源をダウンロードできるサイトをご紹介。そのサイトはコチラ!!
※Chemical Peopleご本人のサイトなので違法ダウンロードではないはずです。
シーナ&ザ・ロケッツの1979年リリースの2ndアルバム。アルファレコード移籍後の作品でプロデュースはハリー細野こと細野晴臣。他のYMOのメンバーや松武秀樹、クリス・モズデルも楽曲提供や演奏でほとんどの曲に参加している。YMOとのコラボレーションアルバムみたいなモノなのかなコレは。
あと、このジャケットなんですが、発売当時子供がマネして危ないという理由から発禁となり、別のジャケットに差し替えになったそうです。(こういう話大好き!)
シーナ&ザ・ロケッツは名前こそ知れど、ちゃんと音源買って聴くのはこのアルバムが初めてなんですけど、ココまでテクノポップなアルバムだとは思いも知れず驚きましたが、やっぱりYMOのメンバーが深く関わっているから納得なサウンド。
YMOのライヴ盤でRADIO JUNKて曲を演奏してるのが数枚あるんですけど、それがシーナ&ザ・ロケッツのカヴァーであることは前々から知っていたんですが、それのオリジナルが収録されているアルバムが本作ってことでだけで買いましたw(因みにRADIO JUNKはクリス・モスデルと高橋幸宏が作った曲なのでカヴァーと呼んでいいのか微妙。。)
テクノポップにアレンジされたバットマンのテーマから始まるこのアルバム、確かにテクノポップ色が強いけど、ところどころでロックなアレンジが強く出ている曲もあってキンクスのカヴァーで聴ける鮎川誠のギターが特にカッコイイ!他にもジェームス・ブラウンのI GOT YOU,I FEEL GOODなんかもカヴァーしているが、英語の歌詞が似合うバンドだなあという印象が強いです。逆にオマエガホシイとか昔の邦楽特有の海外の曲を日本語詞にしたカヴァー(イギー・ポップのI Feel Alright) は聴いていてちょっと恥ずかしくなるw
オリジナル曲では鮎川誠がメインヴォーカルをとるSTIFF LIPSがカッコイイ!やっぱり英詞が似合うよこのバンド!そしてRADIO JUNKね、YMOバージョンも好きだけど、 シーナ&ザ・ロケッツバージョンも良いです。やっぱり僕は高橋幸宏が作った曲が好きなのかもなあ。
あ!もちろん細野さん作曲のこのアルバムの代表曲でもあるYOU MAY DREAMとかも良いんですけどね。他のとこで良く取り上げられていそうなので、敢えて僕はあまり注目されていない曲をピックアップしてみました。
シーナ&ザ・ロケッツは他のアルバムも聴いてみたいなあ。アナログで見つけ次第回収していきたいです。
今さら僕が書くまでもないかもですが、今回はZawa Freakbeatさん作のパンク・パワーポップ漫画「PRIVATE WORLD」をご紹介。
過去にはとあるあら子さんのうんいちBlogの漫画を紹介したことがありますが、たまには音源以外のものも書きたくなりまして、既に有名漫画ではありますが、素晴らしいものは何度も紹介されるべきだしね。
という訳で「PRIVATE WORLD」ですが、まあ所謂同人誌ってやつです。薄い本とも呼ばれてますね。僕はコミケとかそっち方面のことは疎いのでアレなんですけど、面白いものは面白いでいいじゃない!ってことで1巻から全て買い続けてるんですけど、先日最新刊である9巻が出まして、改めて1巻から並べてみると、もう立派な漫画ですよね!9巻なんて100ページもあるし!もう薄い本じゃないじゃん!
しかし、正直最初の頃は同人誌というモノと絵に抵抗がありました、、、でも、プロの漫画家でも作品が続いていく中で作画が上手くなっていく人も多いし、漫画は内容が面白ければある程度は評価されるものかと思います。それは「PRIVATE WORLD」にも同じことが言えましてマイペースであれど、これだけ長期の連載になっていくと内容の面白さに作画も段々と追い付いて行ってるのが改めて最初から読み返していくとわかりますね。何事も続けることの意義って大切ですね。。(なんか話の論点ずれてきたなあw)
で、「PRIVATE WORLD」の内容についてはですね、バンド経験は無いがレコードマニアの30歳の社会人が同じような境遇の人達と出会いバンドを結成しゴニョゴニョ、、、詳しくはウェブ上で読めますし、紙媒体派の方へは販売もしてますので、ココでは詳しい内容には触れません。とにかくすぐ読みたい方はコチラ!!
「PRIVATE WORLD」には僕が趣味でやってる俺得MIXCDを作る際にも少なからず影響を受けてます(特にDisc1、3ね)。今後配布予定のモノも「PRIVATE WORLD」内で出てくるバンドが結構入ってるかもですので期待せずにお待ちくださいw
「PRIVATE WORLD」以前に古くはYOUR CHOICE時代からZawa Freakbeatさんの紹介するバンドには影響を受けてきた人はいっぱいいるかと思います。今でもRecord RomanticというBlogでレヴューを続けていますし、この人には敵わないなあと思いつつ僕もひっそりとこのレヴューBlogを続けていきたいと思います。でわでわ
書く順番逆になっちゃった!コッチがNANOXの1stEP、3曲入り。2008年にアナログオンリーでアメリカのShit Sandwich Recordsからのリリース。プレス数は不明だけど100枚限定でbrue vinylが存在するとか!(自分のは普通の真っ黒レコード。。)あと、PVを収録したDVD-Rも付いてます。
Shit Sandwich Recordsと言えばMarked Men、Busy Signals、Baby Shakesのシングルなんかもリリースしてたレーベルってことで知ってる方もいらっしゃるかと。
当時、先に書いた2ndCDEPを買って気に入ってこの1stEPを買った訳なんですが、 どちらも調べたら今でも新品で買えそうです。今作も初期XTC好きなら納得の1枚!
外国人メンバーを含む4人組、東京ニューウェイヴパンクロックバンド、NANOXの4曲入りCDEP、2008年にThe Modernist Recordingsからリリース。同名の洗剤が存在するけど、バンドの方が先に存在している(どうでもいいなこの情報)。
ニューウェイヴパンクロックといってもニューウェイヴ寄りなパンクロック(このニュアンス伝わるかなあ。。)でDevo~初期XTC~初期P-MODEL好きならハマるかと。
NANOXはこの2ndシングルから聴き始めてサウンドはもちろんのことですが、ルックスも含めて好みというか、ニューウェイヴとかテクノポップはパンクに出会う以前に好きになった音楽なのですんなり受け入れられました。4曲目とかYMOを彷彿とさせるし、今後に期待、、、してたらこのCD以降音源出した形跡無し。。でもライヴ活動はしてるみたいだし気長に待とう。
今回は音源紹介じゃなくてバンド紹介です。メキシコのパワーポップパンクバンド、Malos Modales。パワーポップパンクといってもガレージ色強め。バンドで表すならParasites meets Marked Menみたいな感じと言えば伝わりやすいかと。The Vacant Lotを彷彿させる感じもありますね。
これまでに2枚のEPを配信のみでリリースしてるっぽいです。去年リリースの1stEP(画像上)に関してはCDR音源として国内の某所にのみ入荷したんですけど、自分がこのバンドの存在を知った頃には既に売り切れてました。。
コレがアメリカやカナダのバンドなら別にそんなに珍しくはないと思うんですけど、メキシコのバンドって今までほとんど出会ったことないので今後に期待しながら見守っていきたいです。ポップパンク~パワーポップ~ガレージパンクファンまで要チェックですゾ~!!
ジャパニーズニューウェイヴ・パンクロックの金字塔、京都のRadio Shanghaiが残した唯一のアルバムであり最後の作品、10曲入り。2001年にLoft RecordsからのリリースでCD/LP両フォーマット有り。CD盤とLP盤では最後の部分の内容が微妙に違う仕様になっておりますので、マニアなら両フォーマット揃えるのがエチケット、僕も両方所持しとります。
Radio Shanghaiは1度だけSHELTERでのライヴを観れたんですが、その時はバンドの存在すら知らなくて他のバンド目当てでライヴ観に行ったんですけど、一発で心奪われましたね、ヴォーカルの人の変な動きと独特な歌い方は今でも忘れられません。もちろん楽曲のカッコ良さにも虜になっていました。
で、即全音源探し求めてコンプリートできましたけど、どれもハズレなくてどっぷりハマっていくことに、、、バンドはだいぶ前に解散しましたが今現在でもしょっちゅう聴いてます。入手難度としては1st7"が入手するのに1番苦労したかなあ値段もそこそこしたし。。他の音源は中古レコ屋やオークションをこまめに見張ってれば割と簡単に見つかるかと思います。
そして、今回取り上げるこのアルバムについても内容の良さに反比例して某赤黒レコ屋などでは1000円以下で見つけることが出来る(たぶんね)ので、見つけたらとりあえず試聴だけでもいいので聴いてみることを強くオススメいたします。万人受けするかは微妙ですけど、70’sパンク~パワーポップ~ニューウェイヴ(初期XTCが好きなら間違いない!)のどれかのワードにピンとくる方なら気に入ってもらえるはず!!超絶名盤!!!
○○フォロワーとかでは表現することのできない唯一無二の存在。もっと評価されるべきバンド。1回だけだけどライヴを体験できたことは僕の中でずっと忘れることのない思い出として大切にしていきたい。
4曲目のLady Of The AfternoonがShooterというバンドのカヴァーらしいんですが原曲聴いたことがなく(YouTubeにもないはず)ずっとモヤモヤしてるのでどなたかご存知の方は教えてほしいです(切実。。)
バンド解散後、ヴォーカルの方はLiquid Screenにて活動中、ベースのCHIHIRO WONDERことCHIHIRO ISADORA嬢はPrambathでの活動を経て現在はBoys OrderとVacation Clubで精力的に活動中。
※今回は入手しやすい音源であり、是非買って聴いてもらいたいバンドなので試聴は無しにしました。
俺はコレを待ってたんだ!!オハイオ州ケントと拠点とするエモ・インディーロックバンド、Annabelの2015年6月リリースの11曲入り3rdアルバム。CD/LP両フォーマット有りで、今作は前作までのCYLSを離れてTiny Enginesからのリリース。プロデュースはInto It. Over It.のEvan Weiss。
Annabelに関しては1st、2ndとずっと聴いてきて大好きだったので、今作に関しても期待値は高かったんですけど、期待を裏切らない出来で満足の1枚です。早くも今年のベスト入り決定かも!所謂エモリバイバル系に位置するバンドの中ではダントツで好きなバンドなので多少のえこひいきはありますけどねw
今作に限らず、Annabelの音源は個人的には通勤途中とかの自分自身を高めたい・気持ちを昂らせたい時に聴くと何か元気になれる曲が多い(歌詞の意味は知らんけど。。)ので、ここ一番って時にはAnnabelを聴いてることが多いです。
働くあなたの活力にAnnabel、買ってみてはいかがでしょう?(今回も全然レヴューになってないな。。)
韓国在住アメリカ人ギターヴォーカルと3人の韓国人メンバーによるメロディックパンクバンド...Whatever That Meansの14曲入り1stアルバム。2011年、Rearize RecordsからリリースでCDオンリー。
ジャケをご覧の通り、ベーシストは女性なのですが、メインヴォーカルはアメリカ人ギターヴォーカルでサウンド的には90年代のGreen Dayみたいな感じ(歌い方も若干意識してるかも)でとても韓国のバンドとは思えないアメリカ的サウンド。でも、よくあるGreen Dayフォロワーと違うのは女性ベーシストのTrash嬢の存在。
Trash嬢が居ることでアメリカ人ギターヴォーカルとの男女混声メロディックな曲はなかなかカッコイイです。そして、Trash嬢がメインヴォーカルを務める4曲目のHave You Had Enough?がこのアルバム最大の目玉!!てか、この1曲のために買ったと言っても過言じゃない!コレは韓国のPear Of The Westですよ!!
もっとTrash嬢をメインに推していけばこのバンド化けるかもしれないのになあ。。
Minority Blues Band、What-A-Nights、Leeway、Thirsty Chordsなどの良質なメロディックパンクバンドを輩出し続けている四国。その四国からDriftageやFlagmentsだったメンバーを母体に2010年に結成された男女混声メロディックパンクバンド、Turncoatの6曲入りCDEP。元々はカセットテープでのリリースだったのが即ソールドアウトとなり、こんな傑作をこのまま廃盤にしてしまうのはいけないということでWaterslide Recordsとmostffの共同リリースという形でリリースされたCD盤、2015年作。
これまで2枚のアルバムをリリースしていてTurncoat自体の存在は知っていたのですが、正直他の四国のバンドと比べるとやや物足りないというのが率直な感想でした。本来なら男女混声メロディックは大好物なんですけど、イマイチピンと来なかったんですよね。2ndからは今作への片鱗をのぞかせる感じもあり女性ヴォーカルパートも増えてきて期待はしていたのですが。。
しかし!今作はこれまでとは次元が違う!!カセットテープリリースでも即ソールドアウトするのも納得!CD盤で再リリースされたのも納得!今作は単なるメロディックパンクという言葉だけでは表現できる作品ではなく、エモ・インディーロック~オルタナファンにまで聴いてほしい超傑作となっております。多大なる影響を受けたであろうと思われるJawbreakerのカヴァー(bandcampでは聴けない)もハマってるし、言うことなし!ガールズパンクファンも必聴!
スペインのParasitesこと、The Feedbacksの14曲入り1stアルバム、1997年にNo Tomorrow Recordsからのリリース。CD/LP両フォーマット有り。
以前は2ndアルバムのSpeedway(名盤!)が一番入手困難でしたが数年前に国内盤CDが再発されたので、The Feedbacksのアルバムの中では今一番入手困難なのがこの1stかと思われます。なので必然的に高騰してますね。。
iTunesやbandcampで配信してますのでレア値で買いたくない方はダウンロード販売で買ってもいいかと思います。超絶名盤なのは保証しますから!!
2ndアルバムまでのThe Feedbacksは所謂ポップパンク期でそれ以降はサウンドスタイルが徐々にパワーポップに移行していくので、ポップパンク期とパワーポップ期で好き嫌いが分かれるかもしれませんが、僕はThe Feedbacks自体が大好きなのでパワーポップになろうが音源が出れば買い続けていくだけです。
The Feedbacksに限らず、初期がポップパンクで徐々にパワーポップにシフトしていくバンドってなんだかんだで良いバンドが多いんですよ。The CheeksやTravoltasが良い例で、両バンドともに初期がポップパンク、現在はパワーポップ寄りですけれど、それってメロディーを追及していった結果だと思うんですよね。バンドとして成熟していった結果なんだと僕は思ってます。曲のスピードは落ちたけどグッドメロディーであれば何の問題じゃないんです。ってのが自論なんですけど、どうですかね?
話が逸れてしまいましたが、今回はThe Feedbacksの1stでしたね。The Feedbacksはスイートショボポップパンクな1st派とParasitesよろしくな疾走感あふれるサウンドな2nd派でまたどっちが好きかで1日中議論出来るくらいどちらも素敵な作品なのですが、個人的には僕は1st以前の7"派ですw
1stアルバム以前の7"は意外と安値で見つかったりすることが多いので見つけたら必ず確保してください!
て訳で全然レヴューする気すらなくてたまたまbandcamp見つけたから取り上げてみました。だって僕の拙い文章を読むより聴いてもらった方が早いでしょ。あ、因みに1曲目はParasitesがカヴァーしてます!あと、12曲目はEddie & The Hot Rodsのカヴァーですよ!
タイトル通りBeatnik Termitesのライヴ盤14曲入り、1997年にRamonesのカヴァーアルバムでお馴染みのClearvew RecordsからのリリースでCD/LP両フォーマット有り、LPはピクチャー盤仕様で入手難度としてはCDの方があまり見かけないですかね。マニアなら両フォーマット揃えるのがエチケット。僕も両方所持してますが、約10年前くらいには普通に新品で買えました。この記事書いてる間に某所でLPの在庫あったので見てみたら安かったので今もそんなに高騰していないと思われます。
さて、このライヴ盤、ずっと疑似ライヴだと思ってるんですけど、どうなんですかね?知ってる方いましたら教えて下さい。マジで。。音がねえ、やたらクリアなんですよねコレ、だから疑似っぽいというかParasitesのIt's Aliveも疑似(ですよね?)だったし怪しいんだよなあ。。
内容は初期の曲てんこ盛りでココでしか聴けないThe QueersのGranola Headのカヴァーもあったりバブルガムポップパンクファンなら必聴な内容となっとります!!マスト!!!
2006年結成のカナダのガールズポップパンクバンド、Unbelieversの11曲入りデビューアルバム。2009年に自主リリースでCDオンリー。
Joe Queer(The Queers)プロデュース(ギターとコーラスで参加した曲も有り)、Sonic Iguana StudioレコーディングでマスタリングはMass Giorgini(Screeching Weasel、Squirtgun)、エンジニアはPhillip Hill(Teen Idols)というポップパンクバンドとしては理想のデビューを飾ったこのバンド、、、全く知名度ないっすね。。そもそも自主リリースの為かあまり出回らなかったのかな?たまたま入手できたけど、正直そんなに内容良くないっていうね、期待値が高過ぎた。。
ギターヴォーカルの女の子のルックスがそこそこ良いんですけど、タトゥー多めでポップパンクとかよりサイコビリー的なルックスなのが人気無い要因なような気がしないでもないです。ジャケもそれっぽいでしょ。
たまに「おっ!」っと思わせる曲もあるけど、ガールズポップパンクとしては期待外れ。。一応ココではThe MuffsやThe Unlovablesファンにオススメと書いておきましょう。
このアルバム以降、4枚のEPを(たぶん)ダウンロードオンリーで残して今は活動していないと思われます、、、と思ったらメンバーチェンジを経てスリーピースになったものの2014年の映像がありました。まだ買えるかわかりませんがバンドのマーチのページはコチラ。
The Muffsカヴァー、ライヴだとカッコイイんですけどねえ。
USのガールズパワーポップパンクバンド、The Hologramsの唯一の音源、The ShakesやThe Checkersなど(懐かしいなあ。。)をリリースしていたTeenacide Recordsから2005年のリリースでCDオンリーの11曲入り。
ジャケ写からもわかる通り日本人メンバー在籍でジャケ上では3人ですが、メンバーチェンジをしてもう1人日本人メンバーが在籍していました。コレが出たちょうど今から10年前くらいの時期が僕にとって1番音源を買い漁っていた時期で、現行ポップパンク・パワーポップにとても夢中な時期でした。他にもThe UnlovablesやThe Dollyrotsみたいなガールズバンドが出てきた時期だったし、やはり思い入れが強いですね。
で、このThe Hologramsですが、当時は国内にもいっぱい入ってきてたかと思われます。偶然メンバーだった方のBlogを見つけたのですが、400枚以上は国内で売れてたとか。僕の記憶が確かならWimpy'sの人が当時やってたディストロでも扱ってたし、現在も健在のハイパーイナフでも扱ってました。
音の方は鍵盤入りの胸キュンパワーポップでNikki & The Corvettes~Suzy & Los Quattroファン、、、てか、全ガールズパンクファン必聴の1枚です!キャッチ―な曲ばかりでシンセの使い方も好み!演奏もしっかりしていて今後も期待できるバンドだったんですが、2008年頃までは活動していた記録までは探し出せましたが、結局このアルバム1枚のみ残して消息不明。。
Mutant Popオマージュジャケがイカしてる国内若手サーフポップパンク筆頭、The Hum Humsの1stアルバム!Waterslide Recordsから2013年リリース!
なんで今コレ取り上げるの?って感じですが、僕コレ買ったのちょっと前なんですよね。なんですぐ買わなかったのかと問われると、所謂聴かず嫌いというか、かなりの天邪鬼なんで、TwitterのTL上で全員が絶賛してると逆に引いちゃって俺は聴かなくてもいいかなあとか思っちゃうんですよね。悪い癖です。。だから去年、SSCの前座でThe Hum Humsも出てたけど、チラッとしか観なかったし(言い訳っぽいけど、あの日は全バンド観るのは不可能でした)、ホントこの性格どうにかならんもんですかね。。
でも、買って聴いたら良かったので、今この文章書いてるって訳です(すげえ言い訳だなコレ。。)。素直な印象としてはこんなにサーフ要素の強いバンドだったんだってとこにやられました。普通のポップパンクを予想してたのでそこはすごくいい意味で裏切られたし、ああ、こりゃあ人気出るわなあと思いました(気付くの遅いよね。。)。Bay City Rollersのカヴァーもバッチリキマってるし!(個人的に好きなんだよねBay City Rollersは)あと、基本的にディスガス下地さんの解説付きのバンドはハズレないもんね、そこは盲点でした。。反省。。。
The Mr. T Experience、The QueersなどのLookout! Recordsファン~Parasites、Beatnik Termites、Pelotanなどの極上ポップパンクファン~もちろんMutant Popファンまでにオススメできる1枚です!って僕が言っても説得力無いけど、まだの方はゼヒってことでシクヨロでっす!!
※来月にはニューアルバムが出ますし、10月には仙台にも来ますので今度はすぐCD買ってライヴもガッツリ観るようにします。
2012年リリースのXero Fictionの1stEP、3曲入りのCDR。自主リリースで500枚限定。今この音源について触れるのはどうかと思ったけど、偶然某所のレア盤放出で見つけて入手できたので書こうかなと、、、これまでXero Fictionに関してはこのEP以外全ての音源をココでレヴューしてきたしね。。
このEP時は今とはメンバーが違うし、今でもライヴでやってるかどうかわからない曲だし(そもそもXero Fictionのライヴまだ一回も観たことないし。。)、ご本人達にとってはあまり嬉しくはないかとも思ったけど、bandcampで販売もまだしてるしいいよねw
基本ポップなんだけど、Xero Fictionの全音源聴いてきた中で一番パンク度が高いのがこの1stEP、いやあ初期からカッコイイじゃないですかー!!単なる練習音源とか仰っていたけど、普通に、、、いや充分この頃からXero Fictionってバンドの基礎みたいなものは出来上がってたんですね。
今こうして無事に音源を入手出来た訳ですけど、発売当時にBASEかどっかのHP上でジャケだけ見て気になってた時に買えばよかった。。 (今だとちょっとレア値)
このEP以降、ジャケはハルカ嬢をフューチャーしたアートワークになるんですけど、このロゴのジャケもカッコイイと思いました。3曲目はスウェーデンのパンク/パワーポップバンドEtiquette Monaのカヴァーですゾ~。
遂に俺もこういうジャンルに手を出してしまったのか。。カルフォルニアのクロスオーバー・スラッシュバンドAversionの2ndアルバム。1992年、USのRestless RecordsとドイツのSteamhammerからのリリースと2種類存在するらしい。フォーマットはCDのみ。
Aversionは適当にYoutubeなどでクロスオーバー・スラッシュで良さげなの探してる時に出会ったバンドで、自分の中で程よくハードコア、程よくメタル、即ちクロスオーバーって言葉に上手くフィットしているバンドだと思ったのでネットで見つけ次第即買いしました。(ありがとう某赤黒レコードショップへヴィメタル館!!)
こういうジャンルはまだまだ素人なので自分がレヴューするべきではないかもですが、自称雑食レヴューを謳っているので、こういうのもわからないなりに、素人なりに書いて行こうかなと思いました。
他の方のレヴューを覗くとヴォーカルの歌い方がメタリカみたいだとか書いてる方がいらっしゃったりするんですが、メタリカとか有名どころを通ってきていない僕としては「へぇ、そうなんだ~」程度でカッコ良ければなんでもいいじゃんって感じです。(メタリカ、、、1枚1番有名と言われてるアルバムを聴いてみたんですが、イマイチピンときませんでした。もっと聴きこんでみないと何とも言えません。。もしくはメタリカは僕に合わないのかも?)
バンド自体は3枚のアルバムを残して、その後のメンバーの所在は消息不明という謎な存在なAversion、他のアルバムも良いのかな?気になります。。あと、表ジャケは4人のイラストなのに裏ジャケには2人の写真しかないとこも謎です。。しかしながら、1曲目のHungはハードコアファンもスラッシュメタルファンも必聴なキラーチューンですね。スケーターにもウケそう。
このアルバム収録曲のPVも見つけたので貼っておきます。(しかしまあ、こういう上半身裸で演奏するようなバンドにハマるとは思いもしなかったなあ。。)
一昨年だったかな?このBlog始めてちょっと経った頃にSonic Surf Cityがカヴァーしてる曲について記事を書いたことがありまして、その記事はすぐには反応無かったんですけど、数か月経ってからじわじわアクセスされ始めて今では当Blogで1番アクセスされてる記事なんですけど、その後にSSCは新譜が出て、去年奇跡の来日を果たしたのはまあ偶然なんですけど、、、
近年、一昔前までは伝説的な存在だったバンド(The Mr. T Experience、Travoltas、Shock Treatment、Sonic Surf Cityなど)が再結成や数回限りのリユニオンショーをやったり、または来日したりなんかが割と多い!!
で、残るはあのバンドだろうと、、、Psychotic Youthだな!と言う訳で今回はPsychotic Youthがカヴァーしている曲について書こうかなと思いました。過去に来日の噂もあったけど実現せず解散しちゃったんですよね。。
でも、ある日Kurt Bakerのインスタグラム見てたらあるイベントのフライヤーがUPされてたんです↓
うそーん!知らない内に再結成してるやーん!(実は2010年にオリジナルメンバーで再結成してたとのことです)今年で結成30周年だし日本来いやー!そう思ってたら最近何か某所で見ちゃったしwホントに来日したらいいな~
Japanese boy
Walking Out On Love
How Long Will It Take
Living By Numbers
Surrender
(お、思ってたより少ねえ。。)パッと思いついたのを貼りましたけど、他にもありましたら教えてください。僕も見つけ次第追記していきます。
※10月26日追記
When You Walk In The Room
More Fun
Radio Birdmanのカヴァーは盲点でした。他にもまだありそうだなあ。。あ、そして来年来日?&ベスト盤発売決まりましたね!!!
カナダのポップパンクバンドMcRackinsとドイツの(当時のスタイルは)モッド・ポップパンクバンドThe Cheeksのスプリット7"。1995年、ドイツのScreming Apple Recordsからリリース。(コレも20年前の作品か。。)
お互い1曲オリジナル曲と1曲カヴァー曲を収録した良くありがちなスプリットEPで、McRackinsはBryan AdamsのCuts Like A Knifeを、The CheeksはPointed SticksのWhat Do You Want Me To Doのカヴァーを収録。Pointed Sticksのカヴァーの為だけにでも入手してほしい1枚です!
昔、某赤黒レコードショップで買いましたが、300円くらいだったかと思います。このレコード見つけた日は他にもいろいろイイモノ買えたので、今でも記憶に残ってまして、こまめにレコ屋に通ってエサ箱漁り続けた成果が報われた良い1日でした。
あと、自分のこれまでの経験なんですが、探してる音源目当てに意欲満々でレコ屋に行くとお目当ての音源にはなかなか出会えなくて、逆に無心でふらっと立ち寄る感じで行くと結構探してた音源に巡り会う確率高いですね僕の場合。まあ、欲しいレコード探す時の参考までに、でわでわ
McRackinsだけ動画ありました。
貴重なリハーサルショットで顔隠してるw
ドイツのポップパンクバンドYeti Girlsの1stEP、1995年ドイツのWolverine Recordsからリリースの6曲入り7"。
Wolverine Recordsというと、Psychotic Youth、Sloppy Seconds(ライヴ盤)、The Cheeks(シングル)などリリースしていたイメージです僕は。バンドはもう無いけど、レーベル自体はまだ存在しているみたいで、去年出たThe Boysの新譜(買ってない。。)なんかもこのレーベルからのリリースみたいです。
で、今回はYeti Girlsのこの1stEPなんですが、もう20年前の作品なんですね。。現在ではユーロポップパンクバンドの音源が様々なディストリビューターのおかげで日本国内にたくさん入ってきたり、来日してツアーまでやったり、一昔前では考えられないことですよね。良い世の中になったもんだ(しみじみ)。
タイトル曲となっているSexyminisuperflowerpopopcolafanはユーロポップパンクアンセムと言っても過言じゃない名曲で、一時期は(今もかな?)クラブヒッツ(死語w)みたいな扱いされてたように記憶しています。他の5曲はこの音源でしか聴けない曲だし、Yeti Girlsはこの1枚に限ります!10数年前に買ったんですが、その当時もそこそこしましたけど、今はどうなんでしょう??あ、某所に在庫あるけど僕が買った値段とだいたい一緒くらいかな?
Sexyminisuperflowerpopopcolafan自体は1stアルバムであるアヒルちゃんジャケでお馴染みSqueezeに収録されております。(数年前に日本盤が再発されているので入手は簡単かと)
Leatherface1度目の解散後にFrankie Stubbsが参加していたバンド、Pope。ベースはex-Snuff、LeatherfaceのAndy Crighton。
先日書いたFrankieがJesseの前にやっていたバンドが今回紹介するこのPopeです。Popeの前にはFrankie Stubbs名義でアコースティックなカヴァーを中心としたソロ活動もやっていてソロ活動後に参加したのがこのPope。うーん、ややこしいな。。
順番的に書くとLeatherface解散~Frankie Stubbs(ソロ活動)~Pope~Jesseという順番になるのかな?(間違っていたらすいません。。)
Popeとして残した音源はアルバム1枚で、LP盤が1994年にUKのRugger Buggerからのリリース、CD盤は1996年にSnuffy Smileからリリースされました。で、この記事書いてる最中に知ったのですが、LPだと8曲、CDだと9曲入りなんですね(discogs情報)。僕が所持しているのはCD盤だけなので、実物のLP盤は未確認なんですが。。入手度としてはどっちが難しいんだろう?最近の都心のレコ屋事情とかわかりませんので不明です。
1番簡単にPopeの音源を入手する術としては、Leatherfaceの1994年作のアルバムThe Lastの2001年にBYO Recordsから再発されたリイシュー盤にPopeの曲(8曲だけど)が追加収録されていますので、それが1番入手しやすい方法かと思います。
内容としてはやはりLeatherface色が強いけど、Jesseよりもさらに地味な印象ですかね。でも水準的には十分な域に達しています。普通にカッコイイ。コレもLeatherfaceファン、メロディックファンなら持っていたい1枚ですね。しかしこのタイトルのやっつけ感は酷いですね。ビートルズのメンバーの名前並べただけっていうw
岡山県津山市が誇るRaw Punkの至宝Skizophrenia!、初音源から10年を説目にリリースされたデモ音源やシングルEPを集めた20曲入りディスコグラフィCD。2015年6月、Hardcore Survivesからのリリース。現在では入手困難なデモ音源や海外でも高騰している初期音源が1枚のCDに!!
僕のようなこれからちゃんとSkizophrenia!を聴き始めるような人にとってはこのような編集盤は非常に助かります。バンドの存在は知ってたけどYouTubeなどでしか聴いたりしたことなくて、やっとこのCDで日本が世界に誇るRaw Punkが聴けるのはこの上ない喜びです。本来だったらアナログで聴くべきバンドなのでしょうが、入手困難や高騰してるとのことですし、このCDからSkizophrenia!を追いかけていきたいです。
20曲入りですが、キラーチューンの連続で一息も付けないまま最初から最後まで聴けちゃいますね!今後Raw Punkのマスターピース的な1枚と位置付けされること間違いないんじゃないかなコレ。しかしリマスタリングしてこのサウンドって凄いなあ!海外から支持されるのも納得。好きな人はとことん好きそう。
ディスコグラフィ盤だけど、特に分厚いブックレットなど無く、2つ折りのジャケットで中身はこれまで出した音源や影響を受けたと思われるバンドのテープやレコードが散乱した背景にメンバーの名前や連絡先とあっさりとしたサンクスリスト(最早リストとは呼べない)の最低限の情報のみの記載って。。そこがまたカッコイイんですけどね!
今回取り上げるのは仙台のアラフォーメロディックトリオCunnilingus Vampire(通称クンニズ)です。しかも今回は初の試みでインタビュー形式となってます。※このバンド名なので多少の下ネタはご了承下さい。。
登場人物はmf(私)、ぺぺ山本(ギター・ヴォーカル)、ハシケン(ドラム・コーラス) になります。インタビューする側もされる側も初めてでほぼ初対面の中で行われたぎこちない会話をどうぞー。(約1時間の会話ですが文章だとむちゃくちゃ長いです)
mf 今日はわざわざ遠いところありがとうございます。
ハシケン(以下省略、ハ) あはは、ありがとうございます。
ぺぺ(以下省略、ぺ) ありがとうございます。こちらこそ。
mf ペペ氏は、、、ペペ氏って呼んでいいんですか?
ぺ うん、ペペ氏、ぺぺ。
mf ぺぺ氏とは今日が初めましてなんですけど、ハシケンくんは何回か会ったことがあって。
ハ そうっすね何回か。
mf ベースの人はいつ会えるのかわかんないですけど(笑)
ぺ ライヴで会えるよ。
mf ライヴ1回観てるんですけどね。
ぺ アレでしょ?
ハ Little Factories(※1)企画の時。
ぺ Sanhoseのツアーの時でしょ。
ハ 場所はヘヴンか。
mf たまたまあのライヴ行ってたんですけど。
ぺ だって俺、mfくんのこと知ったのたまたまTwitterでたまにやるんだけど、クンニって検索して。
ハ ああ、エゴサーチね。
ぺ そう、やったら出てきたの、「アレ!?」って思って、そこでフォローしたね(笑)たぶんそれしなかったら俺、mfくんのこと知らなかった。ハシケンはどうかわからないけどね、どういう経緯で見つけたか。
mf 先にハシケンくんにフォローされた覚えがあるよ。(調べたら実際はペペ氏が先でした)
ハ アレだ、基くん(※2)がMIXCD(※3)の件をリツイートしてて配布しますみたいなやつ。
mf へえ、基くんリツイートしてくれてたんだ。オーダーなかったけど(笑)
ハ 基くんもじゃあどっかから拾ったのかなそれ?で、「ああ俺欲しい」って思ってコンタクトとってだね。
ぺ ふーん、俺はたぶんそれやってなかったら知らなかった。
ハ そしたら(MIXCDの内容が)聴いてきたものが結構ドンピシャで、しかも地元が一緒っていう。
mf そうだよね。蛇中?俺住中みたいなね(笑)
ぺ 何か気付いたら2人が「あれ?やり取りしてる」みたいな「知り合い?友達?」みたいな、で、1回聞いたんだよね。「あのさあ、mfくんって、誰?」って、なんとなくここでやり取り(mfとぺぺ氏)しながらも、俺会ったことないけども結構普通に(Twitter上でやり取り)やってるなあって、そこからだってねえ今回のコレに至るまでだってさあ、普通やんないよ。
ハ やらない、やらないよねえ。
ぺ こんなポンコツの。
ハ 30過ぎてから始めたようなポンコツのね。
mf たぶんね、今無職だから出来るんだよ、時間があるから出来るし、たまたまやりたい仕事に近いことだからやりたくてやってます。まあ、たまたま遊びで最初Misfitsのオマージュで作ったら反応良くて、まさかアレがまあ後々、、、
ぺ なるよー。
ハ なる。
mf 何かの形になるかもしれないってさっき聞いたんですけど、そう思うとやっていて楽しいし。うーん何て言っていいのか難しいね。。
ぺ 人との縁どこにこうやってあるかわかんないですよ。
mf で、今回インタビューってことで、とりあえずいくつか質問考えてきたので。
ハ はい、どうぞ。
mf まず、簡単な自己紹介から1人ずつ。あと、好きなバンド・アーティスト3つくらい。
ぺ ペペ山本、齢36歳、担当はギターを撫でながら歌にならない歌を歌う、岩手県は遠野市生まれ。
mf ああ、岩手なんだ。
ぺ そう、河童のふるさと。
ハ 妻帯者。
ぺ そう、妻帯者。
(全員爆笑)
mf そうだよね、妻帯者なんだよね。
ハ 唯一の妻帯者、3人中。
ぺ 嫁の前に付き合っていたのは嫁の妹。
(一同猛爆)
mf コレ書いていいの?
ぺ たぶん、嫁は見ないからいいよ(笑)
ハ そこで嫁の父になんて言われたんだっけ?
ぺ 「山本君、娘2人手付けられた親の気持ちってどうだろうね?」
(一同猛爆)
ハ 俺この話好きなんだよなあ(笑)
mf 最初からいきなり飛ばしてきますね(笑)36って今年36?
ぺ 今年36、ハシケンの学年の1個上。
ハ 彼、早生まれなんで、だから55年の1月、54年と一緒っすよね。
ぺ 54年の4月以降の生まれの人と一緒。
mf ん?え? 54年?55年?
ハ 55年の1月。
mf 55年の1月?じゃあ35じゃんまだ。
ぺ まだ35、でもほら学年で言うと36の人達と一緒だから。
mf じゃあタメだ。
ぺ タメ?おお~。
mf 僕2月なんで55年の。
ぺ おお~近い!1月7日生まれ、同じ誕生日はバラク・オバマ、モハメド・アリ、アル・カポネ。大統領、世界チャンピオン、ゴッドファーザー、派遣社員(笑)世界を取れる日に生まれ、世界を取れず(笑)
ハ 真逆だよね(笑)
mf 影響受けたとか関係なく好きなバンド・アーティストとかは?
ぺ やっぱハイスタ?ハイスタというかNOFX、、、
ハ 別にいいんだよ、ニューミュージックとか演歌とかでも、歌謡曲とかアイドルでも。
ぺ 村下孝蔵。
ハ ムラコーね。もっちゃん(ぺぺ氏)のその何か綺麗なメロディーの根底はムラコーなんだよねやっぱね。
ぺ うん、あと風。
(全員爆笑)
ハ 風ね、伊勢正三の(笑)伊勢正三がかぐや姫辞めて始めた風だね。
ぺ たぶん、1番ね俺が綺麗な音が好きな理由は姫神っていう。
ハ ああ、はいはい姫神。シンセの人達ね。
ぺ あの人達のこと親父が好きで、ガキの頃に来てたの地元にコンサートしに、で、親父がボランティアスタッフをしていてそれに連れて行かれて見てたからたぶん、一番根底。
ハ 音楽の原体験としては姫神?
ぺ うん、姫神(笑)
(全員爆笑)
ハ 初代姫神死んじゃって今息子が二代目継いでやってんだよね。
ぺ アレは違うんだよね、やっぱり星吉昭さんじゃないと(笑)
mf わかりましたー(笑)ハイスタ、NOFXとか所謂FATとかそっち系から村下孝蔵から風、姫神と(笑)
ぺ 原点は姫神。
ハ そこ太字にしてもらおうかな(笑)
mf しときます(笑)とりあえずペペ氏は以上で次ハシケンくんお願いします。
ハ ドラム担当のハシケンです。 歳は35歳、昭和55年の5月3日生まれ、石巻市蛇田出身です。
mf そんな個人情報いっぱい言っちゃっていいの(笑)
ハ そこは全然構いませんよ。なんだろうあと。
mf ハシケンくんと話してるとアレだよね、何かいろいろ聴いて育ってそう。
ハ 俺は小さい頃からホントに何だろう、一番最初のルーツ、バンドっていうものを目で見て耳で聴いてコレってバンドなんだっていうの意識したのがC-C-B。渡辺英樹さん最近亡くなっちゃって、キーボードの人捕まっちゃったけど。
mf C-C-Bって僕らの世代よりもっと上の世代じゃない?
ハ もっと上かな、俺、でも姉がいたんで、すげえ小さい頃テレビっ子だったんで、ベストテンとかトップテンとかそういう見て、ドラムの人のインカムマイクで歌ってるの見て。
ぺ アレは確かにすげえ印象的。
mf ビジュアル面で衝撃あるよね。
ハ しかも半分何か違うドラムセットだなっていう、そこで電子ドラムっていうものを学んだのがC-C-B、シモンズ(※4)。
ぺ しかも髪の毛も地元にはいないような。
ハ そう、それ見てるからもしかして今ドラムやってるのかなっていうのはこじ付けかな(笑)
ぺ それはこじ付けだよ。
ハ こじ付けか、笠浩二の影響ではない。
ぺ 君がドラムを叩いているのはFが押さえられなかったからだよね。
ハ 元々言うとペペ氏がドラムで俺ギターのはずだったんですスタートは、でも俺ギター弾けないってなって「じゃあ、チェンジする?」って言ってやってみたら意外としっくりきてそのままいってる。
ぺ 最初元々、俺とベース、俺がドラムでベース、ギターヴォーカルで、その時は別なベースがいて、職場の同僚でやってたの。でもベースが青森に帰っちゃって2人だけになって、月に1回くらいこっちに遊びに来るからって時にスタジオ入っていて、でもライヴやりたいし、月に1回の練習じゃライヴも出来ないし、ってなってじゃあ違うことやろうかなって心の中で思っていて、そしたらハシケンがパッと思い浮かんで、あ、この子音楽すげえ聴くし、俺自身上手い人とやってもアレだなあと思ったからレベルの差が大き過ぎるから、バンドほとんどやったことないハシケン、でも音楽すげえ聴いてるからこの子誘おうと思って「1回スタジオで遊ぼうよ」って誘って、そしたら「いいっすね、いいっすね」みたいな感じで、「じゃあ俺ドラムやるからハシケンギターやって」「ああ、いいっすよ、いいっすよ」で、スタジオ2人で入ります、俺ドラム座ります、ハシケンギター持ちます、「じゃあとりあえず適当にコード弾いて、俺合わせるから」そしたらもう動かないの、「どうした?」って聞くと「ギターほとんど弾けません。。」「ん?」ってなって「知ってるコードは何個かないのかい?」 なんかこうもっと握りこむような形やって、そしたら俺F押さえられるから、「F押さえられるから変わってみる?1回」って、で、ドラムやらせてみたらまあ普通に8ビートくらいドッタンドドタンくらいやれて、で、俺それに合わせてやっていて「コレで行こうか」で今のパートとりあえず2人で。
mf 最初、ペペ氏とベースが繋がりがあった訳で、この2人(ペペ氏とハシケン)の繋がりってのは何で?
ぺ 俺と兄さん(ベースの方の呼び名)は元々パチンコ屋で一緒で、そのパチンコ屋が潰れて1個職を挟んでその後に同じ派遣会社で働いてたのがハシケンで、その当時からこういう風貌だったから、たぶん音楽好きな子なんだろうなって思っていて、その辺からある程度な時を経てそういう機会があった時に誘ってみたのね。
mf それで、好きなバンド・アーティストなんだけど。
ハ ホント俺は何でも聴くんで浅く広く、なんだろうなあ、好きなバンド、、、1番好きなバンド、バンドじゃないけどコーネリアス。バンドとかで言うとなんだろうなあ。
mf バンドじゃなくても全然構わないよ、アーティストでも。
ハ パンクだとガーゼ。
ぺ マーシーは、マーシーの影響もあるじゃん。
ハ ああ、真島昌利。あと、山下達郎と大瀧詠一は外せないし、90年代のSnuffy Smile全般(Cigaretteman、Spray Paint、Zero Fastとか)、あの辺が核だわ。
mf ベースの人は今日いないんですけど、何て呼ばれてるの、さっき兄さんって。
ぺ 兄さん。
mf 年上なんですか?
ぺ 俺の1個上だからね54年の1月4日生まれ。
ハ よく誕生日覚えてるねえ。
ぺ 青森県出身、弘前だったかな。ちょっとわかんないけど、同郷の有名人が吉幾三で、青森のどっかの工業高校出身、たぶん好きなアーティストは、、、
mf あ、いいよ今日いないし(笑)じゃあ、みんな仙台じゃないんだね。
ハ そうなんです。たまたま仙台で集まったけどみんな出身はバラバラ。
mf で、ここで3人になるんだけど、結成はいつになるの?
ハ 結成はここ2人、ペペ氏と俺が始めたのが2011年の秋?夏ぐらい8月とか9月とか、震災後だよね。
ぺ 震災後。
ハ 7月か、母体が7月で、年が明けて2012年2月か3月ぐらいに兄さん(ベース)が入ったんで、そこが正式な結成とするなら2012年2月になるのかな、今のメンバーが揃ったのは。
ぺ だね、たぶんその辺だと思う。今結成して3年ちょっと。
mf みんな歳が近いけど、バンド始める歳としてはかなり遅いよね。バンド経験ってのはみんなほとんど無し?
ハ 1番あるのがやっぱ兄さんとぺぺさんが、まあパートは違えど。
ペ 俺仙台来たのが仙台にあったMI JAPANっていう音楽の専門学校に入るためで、ヴォーカル科ってとこに入って、楽器の経験ってのはホントにもう良くありがちな中学校でFが押さえれなくて挫折するみたいな、で、ギター放っておいて、仙台来て20歳で子供出来たから子育てだなんだかんだ忙しくて、たまに友達とバンドやろうよってなってスタジオには入れるんだけど2、3回入って終わりみたいな、そういうのをずっと繰り返していて、ドラムかな、ドラムがもしかするとちゃんとやったのは。
ハ 楽器として。
ペ うん、ほぼギターをちゃんと始めたのもクンニリングス(ヴァンパイア)だけ、全員がバンド結成と楽器歴は一緒。
mf 今、バンド名が出たんですけど、かなり攻めてる名前なんですけど、コレは誰がつけたの?
ぺ コレね元ネタがあって、3人でスタジオ何回も入ります、そろそろライヴしたいよねってなります、5、6曲出来てきたし、そしたらバンド名必要だよねって、じゃあ各々ちょっとバンド名考えてこようよって、で、ハシケンが考えたのがシンバルヒット、俺はジムニー?ジムシーだっけ?未来少年コナンに出てくる。
mf ちょっとわかんない。
ハ 俺もわかんないな、未来少年コナンは知ってるけど。
ペ コナンの横にいるさ、上半身裸で黄土色のズボン穿いた。
ハ なんとなくしかわかんないですね。
ペ そいつの名前か、おっさんがパンクバンドをやるからアンクルパンクス(笑)
ハ 直球だなあ(笑)
ペ で、次のスタジオの日が来た時にうちの兄さんが俺のこともっちゃんって呼ぶんだけど、「もっちゃん、すげえバンド名思いついた!コレ、イケる!」って「なんすか?」って聞いたら「クリトリスヴァンパイア!」「ぜってーやだ、、、」もう意味がわからなかったもん。「なんで?インパクトあるじゃん!」「インパクトしかねーじゃん!」ってなって、部位は止めてくれせめて行為にしてくれって俺が、だったらクリトリスヴァンパイアもCV、クンニリングスヴァンパイアもCV、字面も似てるからこっちの方がまだいいと、それで決まっちゃったんだよね。
ハ 決まっちゃった。
ペ でも、1回すげえ後悔したんだよね。
ハ うーん。。
ペ 変えたいって言い出したの半年くらい経って、でもその頃には結構もう、クンニクンニで定着しちゃってたから。
ハ 変えるに変えられない、じゃあもう開き直ってこのまま行こうかっていう。
ペ バンド名に関してはそういう感じ。
ハ 慣れって怖いね(笑)
ペ ホントはね、もうちょっとカッコイイ名前を付けてやるはずだったんだよね。結果的にこうなって良かったのかもしれないけど。
ハ この歳で二の線で売ってもね別にね(笑)
mf もうすっかり定着してる感じがする。
ハ 名前先行だったとはいえね(笑)
ペ 忘れないもんね。
ハ 忘れようとしても忘れられない(笑)
ペ ただ如何せん女の子は絶対呼んでくれないよね。
ハ 呼んでくれないねー。
mf バンドとしての方向性みたいなのは、やっぱメロディックパンクになるのかな。
ぺ 基本俺が曲作るんだけど、俺の中である程度あるのが歌メロの部分はあくまでもキャッチーにしたい。でも、ジャンルっていう部分だけでいうとそこまでこだわりは強くは持ちたくないなってのがあって、ショートチューンのハードコアみたいなのもやりたいし、それこそ8ビートでパンクロック全開なのもやりたいし、大人になってからバンドを始めた分、無駄な知識は凄いみんなそれぞれある訳、あれがやりたい、これがやりたい、それが出来るかどうか別としてね。だからそこまでこだわらなくてもいいかなジャンル自体は、ただ今やってる感じはメロディックパンクになってるけど、でもこの先大きく外れることはないと思うね。
ハ まあいきなりねフォークギターになることは無いかなあ(笑)
ペ 無いと思うけど。
mf 風みたいな(笑)
ペ 俺、指でこう弾き始めるたりはしないと思うけど、でもいろいろやってみたいよね。
ハ うん、ジャンルにはそんなにこだわりは無いっちゃ無いかなあ。
mf 基本パンクってのがあって。
ハ パンクロックを下敷きにそこから広がっていければなあってビジョンは少なからずあります。
mf 今のところ音源としてデモCDRが1枚。
ペ 3曲入り。
mf 3曲入りであるんですけど、Sprocket Wheelって曲あるじゃないですか、それはあのスプロケに関して何か思いがあっての曲なの?
ハ それは俺が凄い昔からスプロケが大好きで、まあ未だに仮タイトルみたいなものなんですけど、ちゃんとした何かねえバチッとハマるのがあればいつか録り直す時に変えた方がいいかなあっていうのもちょっとあります。由来としてはイントロの一部がスプロケっぽい展開だったからっていう凄い安易な理由でつけたんですけど、あとはスプロケが大好きだよっていう愛も込めてと言う感じなんですね、でも俺は影響を受けたバンドの1つではありますかねやっぱり。
ペ ただスプロケに関していうとスプロケを知ってるハシケン、スプロケを知らない俺、で、(ハシケンが)イントロを作ってきたの、イントロまでしか作ってこなかったの、Aメロもサビも無いからイントロの後の俺適当にコードを回して歌うよって作ったっけ、スプロケっぽくはなくなったんだよね。
ハ なくなった。
ペ それが良かったのかどうかはちょっとわからないけど(笑)
mf 聴いた感想なんだけど、デモ3曲。まずやっぱりSprocket Wheelって曲名に目が行くよね、僕もスプロケ凄い大好きでモロ世代なんですけど、だからスプロケの感じ出そうとしてるのかなあと思って、そういう先入観から聴いちゃって、なんか聴いてたら3曲目なんですけど、どっちの声かわかんないけど、コーラスの声かペペ氏の声かわからないですけど、スプロケのシモさん、ベースヴォーカルの、あの声質に凄い近いなあっていう部分がちょっとあってそういう意味でSprocket Wheelっていう曲を作ったのかなあとか勝手な想像していて。
ペ 残念ながら違います。
ハ そこまで深い意味は無かったかな(笑)
ペ 考えてなかったもん。
ハ 考えてなかったねえ。
mf 一瞬なんかねえシモさんが降りてくるとこがあるのね。
ハ でもそう思われたんならね、全然それは願ったり叶ったりで嬉しいですね。
ペ あの時はアレが出来る限界だったんだよ俺達の、スプロケにしてもアイン ツヴァイ ドライ フィーア(1.2.3.4)にしても、PeaceOfCakeにしても、あの時点での精一杯。
ハ そうだね、ベストは尽くしたのがあの3曲かなあ。
mf アレはいつぐらいに?
ハ 録ったのは2013年の12月ぐらいに録って、配布っていうかリリースが1月ぐらいからだったのかな、だから1ヶ月とかそのぐらいで録った。
ペ 年は明けたもんね。
ハ 明けてた。
mf 無料配布?
ハ 無料っすね、コレでお金をとるのは忍びないっていう。
ぺ それととりあえず俺達がやりたいのはこういうやつだよっていう。
ハ 名刺代わりみたいな感じだったんで、後はねテイクフリーにすればいろんな人が貰っていっていろんな人の耳に届くんじゃないのかなあって。
mf とりあえず(無料なら)持って帰るもんね来た人は。
ペ うん、そうそう。
ハ とりあえず持っていってほしいかなっていうので。
ペ その後ねどう使おうが。
ハ カラス除けにしてもらおうが(笑)
ペ コースターにしてもらおうが(笑)もしかしたらクンニのカラス除け良く効くんですよってなるかもしれないし(笑)CDは聴いてくれなかったの?みたいなね、あ!1回聴きましたってなるかもしれないし(笑)
mf このデモは何枚作ったの?
ハ トータルで300近くは。
mf それはもう全部捌けたの?
ハ 手元にあと5、6枚かな。
ペ なんだかんだでね。
ハ よく捌けたもんだと、最初100枚とりあえず作って割とすぐ無くなっちゃって、で、追加追加ってやってたらいつのまにか300枚近くになってた。都合3回くらいプレスしたね結局。
mf 今そのデモを入手するには直接問い合わせすればいいの?
ハ 欲しい人がいれば俺なり誰かなりに声かけてもらうなり、Twitterでもいいし。
mf でも待望のbandcamp(※5)が出来たそうで(笑)
ハ そうなんですよ(笑)FREE DOWNLOADなのでナンボでももうね。
ペ これで心置きなくデモ自体を廃盤に、だってbandcampがあるんだもん。
mf 今日早速海外から反応が↓
ハ 異国のね全然知らない人からダイレクトにリアクションが。
ぺ 全く知らない人が聴いてくれたっていう事実。
ハ しかも言葉通じない人が。
mf どういう経緯でそこに辿り付いたのか気になるよね。
ハ 謎ですけどね。たまたまエロいの検索して見つかったのかもしれない、それがたまたま良いってなったのかもしれない、まあとっかかりは何でもいいですけどね、そこに辿り付いて良いと思ってくれたんだったらこの上ない喜びではありますよね。
mf ブライアン(※6)がクンニズのことを仙台っぽさはないけど、UNDERGROUND GOVERMENT(※7)の雰囲気があるって言ってたけど、なんか凄いわかるんですけど、そこは別に、、、
ペ 意識はしてない。
ハ 意識してないし、むしろUNDERGROUND GOVERMENTの名前を引き合いに出されてなんかもう本人達にも申し訳ないし、でも嬉しいことは嬉しいかなあ。
ペ それと関連するというか俺がメンバー2人にずっと求めてるのがとにかく一生懸命やってくれ、 一生懸命遊んでくれ、っていうのをずっと言っていて、っていうのも本当なら(バンドを)スタートする時間、スタートする時代は10代な訳じゃん。
ハ 10代なり20代だったりね。
ぺ 俺らは30になって始めました、でも、元々やりたかったことでしょ、やりたくてライブハウスへ行ったりして。
ハ それこそ俺なんか中学ぐらいからバンドずっとやりたかったけど、誰も合う人が居なかった。
ペ うちの兄さんもギター、俺と前やる前はずっとエアギターやってたの、エアギターが凄い上手かったの。
mf エアギター?
ハ エアギター2時間ぐらい付き合わされたんだっけ。
ペ 4時間。
(全員爆笑)
ペ 4時間、飲み終わりに路上で見せられて(笑) 「そんな好きならやってみません?」って、でも自分の年齢に抵抗があったのね今からとか、やりたいことやるのに、やり始めるのに年齢関係無いんだし、それはハッシーにも行ったんだよね。
ハ うん。
ペ 別に(この年齢でも)遅くてもいいじゃんって。
ハ そうそう、とっかかりはね、始めるのに早い遅いは無い。
mf たぶん、境遇としては僕はハシケンくんに似ていて、僕も音楽は凄い好きでいろんな音楽聴いてきたけど、 バンドやりたくてもやる機会が無くて今に至るみたいな、だからその(バンドやりたい)エネルギーが今BlogだったりMIXCDだったり何かモノ作ったりに行っちゃっていて、(一緒にバンド)やる人がいない環境なのかなって感じ。この歳になってもう(バンドを)やることはたぶんもう無いと思うけど。そういう人っていますよね。
ペ とりあえずうちのメンバーに求めるのはとりあえずガキみたいに、小学校の時に暗くなるまで遊んだあの時みたいに一生懸命遊ぼうと、ただバンドやって遊びますじゃなくて、いろいろもうやれること一生懸命やって遊んだらそれはすげえ楽しい、俺らにとってクンニズは遊びでしかないけど、それはすげえ楽しい遊びだよって、だから一生懸命遊ぼうよって言ってんの、それが結果ブライアンには良かったことなのかもしれない、ヘタクソな奴らがね、それでも楽しそうにやってたのが良かったのかも。俺はそのUNDER、、、
ハ UNDERGROUND GOVERMENTね。
ペ 知らないけどね(笑)
(全員爆笑)
ペ 俺ホントねえ(いろんなこと)知らねえんだ(笑)
mf アレだよね、担当が決まってるよねこのバンドの。
ハ 意外とキャラ立ちがハッキリしてる。
mf 一応ペペ氏リーダーでしょ?
ペ リーダーという役職は兄さんに与えてる、年長者ってだけで。
mf 年功序列じゃないけど。
ペ ただ舵取りは俺がやっていて。
mf アレしたいコレしたいって言い出すのはペペ氏だよね。
ペ ハシケンは最近ね、mfくんとだったりいろんな人と付き合ったりとかしてるけど、ホントもう人見知りが凄い子だったんだよ、凄い人見知りで打ち上げでもなかなかみんなとも話せずに勿体ない、で、俺はいろんな人に話し掛けたりするんだけど、「クンニの何番目の曲、あのバンドのあの感じに似ててイイっすよね」とか言われても、俺それ(その例えたやつ)知らない(笑)
mf ああ、そっか(笑)
ペ でも横にこの子(ハシケンくん)置いておくと「ああ、あのアレですね」ってなるし、そうするとそこでの会話もどんどん成立して、この子はその人に対して打ち解けられる。だって俺は別にそれ以外の話で打ち解けられるから自分の得意なことからどんどん人と絡んで行きなよっていうね。(ベースの)あの兄さんは酔っぱらってるから放っとけば自分で行くから。
mf ハシケンくん人見知りなんだ。
ハ 俺そうですね、最近ちょっと改善されてきたかなあ。
mf たぶん俺の方が人見知り酷いなあ。
ペ でも俺も人見知りするんだよ、ただ俺の場合水商売とかずっとやっていてお客さんと話すことが仕事だったりっていうのがあって、ある程度接することにはみんなよりは改善されてるかな、うちはねパートはしっかりしてるね。
ハ それぞれの振り分けはちゃんとしてるかな。
mf ちょっと個人的なペペ氏への質問なんだけど、バンド内で唯一の妻帯者、で、このバンド名じゃないですか、その辺の家族への説明はどうなってるんですかね?
ペ 奥さんに対してとか?
mf 子供も、もう結構大きいですよね。
ペ 子供は来年高校受験を控え、下の子も中学校に上がろうと(笑)
ハ 多感な時期ですわな。
ペ まさか親のバンドがそんなバンドなんて、バンド名だと言えないから。
mf だって上の子だったらそろそろライヴとか行き出す年齢じゃないですか。
ペ うん、興味凄いある。
ハ いずれバレるよね(笑)
mf それは言ってないの? バンド名までは?
ぺ グーニーズって言ってる。
(一同猛爆)
mf マジで (笑)奥さんにも?
ペ 奥さんには正直言ってる。で、「誰付けたのそのバンド名?」って聞かれて うちの兄さんって言ったら、うちの奥さんうちの兄さんのこと大嫌いなのね。「ああ、通りでアイツならそう付けるに違いない」って。
mf グーニーズで思い出したんだけど、実はねさっき、このインタビュー録る前にカヴァー曲やらないのって話してたじゃないですか、 グーニーズの曲あるじゃないですか、シンディ・ローパーの、アレやってほしいなあって思ってて、たまたまグーニーズのオマージュでロゴ作ってみたりしたのもあるし、この曲の邦題知ってます?
ペ わかんない。
mf グーニーズはグッドイナフっていうのね。
ハ あはは、そうなの。
mf 英語で書くとThe Goonies 'R' Good Enoughで邦題だとグーニーズはグッドイナフって邦題なんだよね、で、クンニリングスヴァンパイアはクンニズって呼ばれてるじゃないですか、クンニズはグッドイナフで何かいいんじゃないって思って(笑)
ハ いい、それいい(笑)
mf なんかの隠しトラック的な感じで収録してみたり(笑)
ぺ すぐ作るよ(笑)
ハ なんなら8月録ろうか(笑)
ペ 間に合うかなあ。でもグーニーズ、シンディ・ローパーのやつはやりたいなってのはある。
mf あの曲っていろんなバンドがカヴァーしていてどれも大体カッコイイので、元の曲が良いってのもあるし、個人的に好きなのもあるけど、アレをやったら面白いんじゃないかなって、1つライヴの定番曲になるようなね。
ハ それはぜひやりたいですね。
ペ あの曲自体も好きなんだけどグーニーズって映画が俺は好きだから。
ハ 俺も好き。
mf うちら世代はねえ。
ぺ だってあの映画観てドキドキもしたしさワクワクもしたしさ、あんな秘密基地欲しいって思ったしさ、物置小屋に近い物作ってね、親に怒られたりもしたし、で、あのゲーム(ファミコン版)でしょ、やったよね。
ハ やったやった、オリジナルには2出てないのにファミコンでは何故か2が出てたっていうその無茶苦茶さ、コナミの無茶苦茶さ。
ペ ヨーヨー使ってないのにヨーヨー出てきちゃうのね。 シンディ・ローパーか、でも、クンニズっぽいカヴァーは出来るような気がするんだけどね。
ハ うんうん。
ペ やろうぜ。
ハ やりましょう。
mf ライヴはどれくらいのペースで?
ペ 出来るんであれば月1でやりたいなってのはずっとあって、でも、各々それぞれの仕事があったり、俺だったら家庭もあったりで、家庭とのバランスがやっぱり難しいよね、クンニズばっかりやってるとすっげえ怒られるし。
mf お金もかかるしね。
ペ お金もかかるし、お小遣いでしかやれないし、でも、理想は月1、悪くても2ヵ月に1回。
ハ コンスタントにはやりたいですけどね。
ペ 幸いなことに毎月誘ってはくれるから。
ハ うん、声かけたりしてくれる人がいるんで。
ペ そこに甘えて。
mf 拠点はバーラン(※8)なの?
ハ バーラン、俺自身がもう10代の頃からライヴ観に通っていてすげえ好きな箱だったし、好きなバンドもいっぱい出てたんで、地元のバンドも然りだし、どこか他から来た東京とかのバンドもだし。
ペ MACANAとはまた違うもんね。
ハ 違う違う、アットホームな感じがするし、あとやっぱスタッフさんが凄い良く知ってる人達でプレイヤーとしても凄い尊敬する人達ばっかりだし、人としても凄い好きな素敵なお兄さん達がいるし。
mf 次の音源の予定は?
ハ 実は6月くらいからちょいちょいレコーディングしてまして、上手くいけば9月ぐらいには。
ペ 9月末、10月。。
ハ 10月上旬ぐらいには完成する予定でございます。
mf それは2ndデモってことではない?
ペ 俺その辺の括りが良くわからないんだよね、お金を貰って売るってことで考えるんであれば、デモではないんだよね。
ハ そういうバンドもいるけども、次作はEPとしておきましょうか。
ペ EPも(意味が)わかんない(笑)
(全員爆笑)
ハ 1stEPとしておきましょうか。
mf デビュー音源。
ハ デビュー音源、まあそうですね。
mf プレスCDで?
ハ そうですね、ちゃんとしたCDで今度はカラス除けにはさせません(笑)
ペ コースターにもさせないよ(笑)傷が付いて聴けなくなるまで聴きやがれ!でもやっぱバンドやってる以上なんかね、いくら遊びとはいえ1つの軌跡としてね。
mf 残したいよね。
ペ ちゃんとした形でね。
ハ そうそうそう、山下達郎も言ってましたね、人は何らかの形にして提示しないと認めてはくれないし認知もされないんだよっていう名言がありまして、やっぱり音楽っていう表現をしてる以上それは避けては通れない。
mf 最後になんですが、今後の予定としては新作のCDがまず出ると。
ペ 出ます。
ハ はい。
mf 自主企画をやるっていうことを聞いてるんですけど。
ペハ やります!
mf それに関しては日付と場所ぐらいしかまだ決まってなくて、出演予定者と交渉中ってことにしておきますか。
ペ お楽しみにー。
ハ お楽しみにしておきますか。
mf いくつか決まった中で聞いたんですけど、まあ凄いメンツだなあと。
ハ 初めてにしてはね(笑)
ペ 俺○○○○しか知らないんだけど(笑)別にそれを失礼と取らないでね。
ハ そうそう、あなたの場合は無知故の強みというのがあるからそこからどんどん吸収していく分には全然いい。
ぺ そうそうそう。
mf その交渉はみんなでやってる?
ペ ううん。
ハ 私が独断と偏見で声かけさせてもらってます(笑)
mf 全然人見知りじゃないじゃん(笑)
ペ 改善されてきたんだよ。
ハ 改善されてきたねえ、結構ね実際人見知りなのにネット上だと凄いガンガン行く奴っているけど、俺ネット上で更に輪をかけて人見知りだったりするんで。
mf ああ、それわかる。
ハ コレ言っていいのかなとかっていうのが最近あまりなくなってきたかな。
ペ それはいいことだと思うよ。
mf あと、アレっすね、ハシケンくんは最近ディストロを始めたんだよね。
ハ はい、ハシケンディストロ(仮)って名前で今のところ扱っているのが、足利のFÖRTVIVLANの7"と滋賀県のNAVELの3rdアルバムと前に出した1stのリイシューを扱わせてもらってます。おかげさまでちょっとだけ売れてます。
mf FÖRTVIVLANはまだ在庫あるんですか?
ハ FÖRTVIVLANはまだありますので、世の中的には結構もう300プレスとかなんでほとんど無いらしいので。
mf バンドの人がもうあまり手持ちが無いって。
ハ 無いらしいですね、うちにはまだ有りますんでよろしければぜひ!って感じで。
mf 基本的にはそのディストロサイトみたいなのはまだ無いんだよね。
ハ 無いんですけど。
mf 連絡方法としてはTwitterとか。
ハ まあ電話番号知ってる人なら電話なりメールなりGmailとかでもいいですけど。
mf 遠い地方の方とかだったらTwitterでかな。
ハ そうですね、地方発送とかも全然送料無料でやってますんで。
mf おお、太っ腹ですね。
ハ まあ、あとは直接ライヴとかで会った時に声かけてもらえれば、結構持ち歩いている頻度はあるので、いずれカート付きのBlogみたいなのでやりたいなあって思ってますので、近い内に開設すると思うので。
mf あれ?パソコン持ってないよね。
ハ スマホからなんとかやってみようかな出来ないなりに(笑)
mf まあ何かあったら聞いてよ。
ハ 何かあったら相談します。すぐ相談します(笑)
mf ということでこんな感じで終わりでいいですかね?
ペ 面白いね!
ハ インタビューって面白いね。
mf いやあ、俺が緊張したわー。
2015年7月19日M県ロックンロール市、某ファミレスにて
その後、もうしばらく会話は続いたんですが、録音してない時の方が面白い話が出てきたりで、油断ならない人達でした。でも、このインタビュー読めばクンニズのお二人の雰囲気というか、人柄が伝わるかなと思います。たぶん。。
無知だけど人畜無害なペペ氏、バンド内の常識人&世話役のハシケンくん、そして会ったことないけど、呑んだくれで名前だけのリーダー。こんな3人がやってるのがCunnilingus Vampireです。
自主企画、凄いことになりそうなので県外の人もチェックしといた方がいいかもですよー!また他のバンドでもインタビュー出来る機会があったらやりたいですね。こんな長文、もし最後まで読んでくれた人がいたらありがとうございます。ではでは
※1 仙台の4人組パンクバンド、1stデモをbandcampからFREE DOWNLOAD出来ます。
※2 Little Factoriesの真ん中ギター担当さん、去年のバーランフリマの時いっぱい買ってくれてありがとうございました!!
※3 僕が個人で勝手気ままにいろんなジャンル縛りで作成して希望者に無料配布しているMIXCD。Vol.1~Vol.5まで存在するが現在は全て廃盤。新作の予定はあるけど配布時期はまだ未定。。
※4 イギリスの電子楽器メーカー、C-C-Bの電子ドラムもこの会社の製品。
※5 クンニズのbandcampは僕がほぼ独断で勝手に作りました。でもメンバーには凄い喜んでもらえたので安心しました。
※6 Little Factoriesのベースさん、人当たりがとても良いアメリカ人。ニホンゴペラペラデース!!別れた元カノもブライアンのキャラはお気に入りでした(爆)。
※7 アメリカのRECESS RECORDSと提携してRECESS RECORDS作品の国内盤をリリースしたり、国内の優良バンドの作品をたくさんリリースしているレーベル。
※8 みんな大好き!仙台のライブハウス、SENDAI BIRDLAND。
2011年から活動しているオーストリアのクロスオーバー・スラッシュバンド、Insanity Alert。1枚のデモとEPをリリース後、2014年にリリースされた1stフルアルバム15曲入り。Empire RecordsからのリリースでCD/LP両フォーマット有り。
ヴォーカルのHeavy Kevyは2度の来日経験もある(2度とも見逃した。。)ベテランポップパンクバンドThe ApersのベースヴォーカルKevin Aperですよー。ジャケではD.R.I.のTシャツに袖無しGジャンに生首持ってますねーww
The ApersはThe Queers直系のサウンドでユーロポップパンクの中でも人気も知名度も高く、バンドと並行して経営しているMonster Zeroというレーベルも大人気!ってのはポップパンクファンなら当然知っていますよね。(当BlogでもMonster Zeroリリース作品については過去にいろいろ記事書いてます)
あ、そういえば2度目の来日前のインタビューで最近は主にスラッシュ・メタル聴いてるって言ってたなあ、、、それがこのバンドに繋がる訳ですな。しかし、コレはKevinがやってるサイドプロジェクト的バンドなのかなあ?とにかくお遊びでやってるような出来ではないですよ。本気のやつです。
僕はこういうジャンル(所謂クロスオーバーってやつね)聴き始めたばかりですが、割とすんなり受け入れられたので、これからこういうの聴き始める人には入門編としてもオススメなんじゃないかなと思われます。ちょっと通っぽく言うとMunicipal Wasteっぽいサウンドですね。
DemoとEPはname your price
気付いたら7月も中旬、あれ?このBlog始めたの7月だったような?調べたらやはり2年前の7月4日に最初の記事を書いていました。てか、東京からクソ田舎に戻ってきて丸2年以上経ったのか。。(未だ無職であります)
何故今時Blogなのか?いや、逆に今Blogやってる人あまりいないからを理由に始めたこのBlogですが、今ではライフワークとまでは言いませんが始めて良かったなあと思うことがこれまで多々ありました。
MIXCD配布企画でいろんな方々と交流持てたり、自分が書いた記事がバンドをやってる御本人の目に直接留まって感謝の言葉をいただけたり、 嬉しいことばかりです。高校時代から聴き続けているバンドの方からネット上ではありますが声をかけてもらえたり、大袈裟ですが、私生活はボロボロでも生きててよかった。。(最近悪いこと続きでして、、、)
今回のこの記事で163個目となるみたいですが、一応1年に100個記事書くっていう裏設定みたいな自分ルールを設けてまして、今のペースで行けば今年も100個くらい書けそうだなあと思います。(無職の成せる業ですね)
あと、最近積極的にリンク先を増やす営業活動をしたせいか、アクセス数も以前より増えつつありまして、この一か月のアクセス数がこのBlogを始めた時からの全体のアクセス数の10分の1を記録しました。うーん、凄いのか微妙だなコレ。。(でも、嬉しいです!)
リンク先が増えることで例えば知らなかったバンドやディストロに出会えることもあると思いますので、「ウチもリンクしてよ」っていう方がいらっしゃいましたら気軽に連絡ください。このBlogきっかけで気に入ったバンド、欲しかった音源に出会えれば僕としては言うことはありません。
2周年であることをちょっとだけ書こうと思ったら長文になってしまいました。。相変わらずの駄文ですが、いつも読んでくれてる皆さんに感謝です。こんな弱小Blogですがこれからもよろしくお願いします。ではでは