Sonic Surf City, Psychotic Youth, Hawaii Mud Bombersと良質なサーフポップパンク・パワーポップバンドを輩出するスウェーデンから次に来るのはこのバンドっす!

フォーマットは7インチで3曲入り、Otitis Media Recordsてとこから2020年リリース。ブラックとピンクヴィニールがそれぞれ150枚ずつあるみたいです。

Randellsは2015年にRumble RecordsとWaterslide Recordsの共同リリースで1stアルバムが出てまして、その当時はそこまでぼくの中での評価はそこまで高くなかったです正直。。でも、Randellsはこの7インチで化けましたね!

Sonic Surf City路線のサマーファンなポップパンクで3曲ともとても良いです。この路線でアルバム出たら人気爆発するでしょ!(3月に出る予定とのこと、しかもMonster Zeroからっていうね!今回もWaterslide Recordsがリリースに絡んでいるみたいです)

タイトル曲のEndless VacationはSonic Surf Cityの曲みたいな錯覚を覚えちゃいます。「ホントにコレRandellsの曲なの?」てなりましたw でも個人的にはB面の2曲がもっと好みで、M2のFun In The Sunはイントロからシンセ鳴りまくりで、ライヴだったらみんなで拳上げてサビのとこ歌っちゃうやつです。M3のBubble Gum Girl pt.2はパパパコーラス全開のバブルガムサーフポップパンクアンセムっす!



 

NYのポップパンクバンド、Goin' Placesの16曲入り3rdアルバム。LPはMom's Basement Records、CDはMom's Basement RecordsとWaterslide Recordsの共同リリース。カセットも別レーベルから出てるっぽいです。2021年リリースというか昨日発売したばかり。

発売したての新譜の紹介なんて何年振りですかねえ。。(遠い目)まあ、とりあえず行きましょう。

Goin' PlacesというとぼくはJoe King(The Queers)プロデュースの1stアルバムのイメージが強いです。Coldfrontからリリースでしたよね。で、そこから10数年経ってSP RecordsのSRCDシリーズの中でこっそり?2ndがリリースされて、当時「まだやってたんか、このバンド??」と思いました。そこからさらに数年経って今回のリリースですよ。また「生きとったんかワレ!?」てなりましたw あと、1st以前にMutant PopのSRCDシリーズでのリリースもあったんですけど、それは所持していないので聴いてみたいなあ。。

このバンドは動いたり止まったりみたいで、今回また動き出したってことらしいです。結成からすると20年近く?経つんですけど、やってることは昔からずっと変わらずブレていないので、安心安定のポップパンクであります。

Goin' Placesの場合、ポップパンクと言ってもゆるポップパンクとでも言いましょうか?TBRや同じNYのThe Young Rochellesみたいなイケイケでキレキレな曲はないんですけど、The Mr. T Experience, Groovie Ghoulies,最近のだと、同じWaterslide RecordsリリースのLaidbacksみたいなのがお好きならば聴いてみてほしいバンドです。活動歴が長いけど下手に路線変更しないとこがこのバンドのいいところですね。

こんなご時世のせいかな?The QueersのニューアルバムのタイトルもSave The Worldだったので、ポップパンクは世界を救うのかもしれない。なのでThe Queersのニューアルバムもはやく買わなきゃなあ。。







レビュー的な記事を書くの1年以上ぶりです。。こんにちはw

ひさびさにどハマりしたイタリアのMisfitsフォロワーバンド、L'Esperimento del Dr. Kの1stアルバムです。イタリアのFlamingo Recordsから2020年リリースっす。たぶんCDオンリー。帯と対訳付きでした。

ぼくの中でMisfitsフォロワーというと、初期Parasites,Fiendz,Mourning NoiseのようなMisfitsと同じニュージャージー出身バンドくらいしか知らなかったです。。現行バンドだとHorror Sectionとか居るけど、サウンド的にそんなMisfitsしてないですね(それでもHorror Sectionは好きだけど)

Misfitsの影響はポップパンクよりもゴスとかメタルとか、日本だとお化粧する系バンドとかそっち方面への影響が強そうですし、ぼくはそっち方面の音楽を聴かないのでココではあくまでもMisfitsのポップパンク的な影響について触れたいです。

Misfitsって見た目と世界観がああなので、ジャケやアートワークで聴くの敬遠されがちなイメージありますよね。でも、実際聴くとポップというかキャッチーですごい聴きやすいし、覚えやすい(歌いやすい)ですよね。ウォーウォーコーラス多い曲とかアガるし!よくWSさんのレビューで「ポップパンクファンはMisfitsも掘らなきゃダメ」ていうの見かけますけど、ホントにそうですよね。

で、今回のL'Esperimento del Dr. Kなのですが、Misfitsの持つポップでキャッチーな部分のいいとこどりで歌い方もダンジグ感丸出しなので、フォロワーというかモノマネですw でもこういうフォロワーバンドが好物なので、この調子でどんどんやっていってほしいです。あ、あと歌詞はイタリア語なので母国語ポップパンクファンにもDIE DIE DIEスイセンでっす!M2はMisfitsのShe、M10はLondon Dungeonのカヴァーですぞ!