HAM HAM HAMBURGERSに関してはこの音源で初めてこのバンドの曲を聴いたんですけど、第一印象は90'sジャパニーズポップパンク、特にPOPBALL SHOWCASE周辺のバンドの影響が音に出てるなあって感じました。POPBALLって曲あるし、ライナーノーツにもその辺の影響というかパク…って載ってますしね。オーバー30のおっさんポップパンクファンなら納得の90'sジャパニーズポップパンクサウンドでしょうね。
The Barbecutiesといえば、Stardumb RecordsのサンプラーCD、The European Poppunk Virus Vol. 2に収録されていたあのバンドで認識してる人が多そうですけど、あのVA以外にもコンスタントに単独作をリリースしてたんですけど、国内のショップには入ってきてなかったのでとっくに消えたバンドかと思ってた人もいるんじゃないかなあ。
先日The Last Last Oneのことを書いたので、その前身バンドであるComboyについても触れておこうかなと思います。ご本人達は嫌がるかもしれませんが、、、この記事がご本人達に見つからないことを祈ります。。
Comboyのことは後追いで知ったので詳しく知らないんですが、The Last Last Oneの記事で書いたように現在はソロで活動中のMOL氏と現Navelのベーシストのトハタ氏がやっていたバンドで、この6曲入りCDの他に電気風呂というバンドとスプリット7"をリリースしています。電気風呂はGood 4 Nothingの前身バンドらしいですけど、電気風呂もGood 4 Nothingも聴いたことないのでココではノーコメントとさせていただきます。
で、このComboyのCDなんですが、2000年にPOP FOOD RECORDSというレーベルからのリリースなのですが、Amazonで安値で今でも買えますし(僕が買った時は1円でしたw)、iTunesでも配信してるので容易に入手できます。サウンド的にはまだThe Last Last Oneのようなサッドメロディックではなく、青春哀愁エモーショナルメロディックって感じでまだまだ若さ溢れる感じで、あの頃数多く存在していたメロコアバンドに埋もれていた原石だったのかなあなんて感じがします。最後のハードコアナンバーなんかが特に若さを象徴していますね。その原石が磨かれ宝石となったのが後のThe Last Last One、そしてNavelやMOL氏のソロなのかなあなんてひさしぶりにこのCD聴きながら思いました。
関東は梅雨入りしたそうですね、東北はまだなのかな?雨の日が多くなってきて憂欝な気分な今日この頃。。私、梅雨時期になると無性に聴きたくなるバンドがいましてそれが今回紹介する三重が誇るサッドパンクバンド、The Last Last Oneの唯一の7"、Get Wet In The Rainでございます。2004年に自主リリースで500プレス。
最近新譜が出たばかりのNavelの現在のベーシストとex-The Becauseで現在はソロ活動中のMOL氏が在籍してたバンドですね。この2人はThe Last Last One以前にComboyというバンドでも活動していました。Comboyについてはまた別の機会に触れようかと思います。
タイトルを直訳すると「雨に濡れます」ってことで梅雨時期になるとThe Last Last Oneが聴きたくなるというか、UKメロディック全般が聴きたくなります個人的に。なんとなくしっとりしたメロディックなサウンドって雨の日に合いませんか?雨の日に家にこもって聴くUKメロディックがまた沁みるというか。。The Last Last Oneにもそんな感じがありましてUKメロディック~Snuffy Smileファンは必聴だと思います。4曲目とかChopperにも劣らないメロディックナンバーを聴かせてくれます。
The Last Last Oneはこの音源以外にテープでのリリースもあるのですが、持ってません。。いつか聴いてみたいな。
このアルバム、単なるガールズヴォーカルメインの曲だけじゃなく、男女混声だったり、時には男性メンバーがメインヴォーカルをとる曲もあったりバラエティに富んでいて聴いていて飽きないですね。4曲目とかはメロディック要素もあったりして面白いです。そういえばYouTube上にNOFXのLinoliumのカヴァーやってる動画あったのでそっち方面の影響も受けてるのかな。The Bat Bitesがヨーロッパじゃなく、アメリカのバンドだったらMasked Intruderみたく化けそうな予感します。。
えっ!?このアルバム出たの11年前なの!?そりゃ老けるわな。。ってことでたまたまbandcamp見つけたので書きます。メガネトリオThe Ergs!の1stアルバムでいいんだっけコレ?たぶん1st、僕が言うまでもなく名盤。ちょうどこのアルバムが出た頃が個人的に一番ポップパンクにハマってた時期なので、あれから10年以上経った感覚全くないので未だに聴いてますこのアルバム。CDはWhoa Oh Recordsから、LPはDon Giovanni Recordsからのリリースだったかと思います。
The Ergs!は2000年~2008年まで活動していて解散後もしばらくリリースありましたけど、この1stをベスト音源として挙げる方が多いかと思います。他の音源もいい曲あるんだけど、よくまとまってるのがこの1stなんじゃないかなって僕は感じます。Descendents/ALLを彷彿させるショートチューンもあったりしますし。
バンドの解散前後から、ドラムのMikey Ergはいろんなバンドに参加(Dirt Bike Annie, Dopamines, House Boat, Measure [sa], Psyched To Die, Radio Faces, Short Attention, Slow Death, The Unlovables, Used Kidsなど多過ぎ!)していて今やポップパンクドラマーとして知らない人はいないんじゃないですかね?ベースのJoe KellerのNight Birdsで現在活躍中。このバンド非常にカッコイイので要注目!ギターのJeff SchroeckはBlack Wineというバンドに在籍してるみたいです。
The Ergs!はもう存在しないバンドですけど、これからポップパンク聴く人にも強く推したいアルバムです。まだ新品で買えるとこあると思うので見つけたら手に取ってみてほしいですね。
90年代エモっていうとJawbreaker、Sunny Day Real Estate、Texas is the Reasonなどがパッと浮かぶんですが(もっといっぱいいるけどキリが無いのでとりあえず3つ)、それらはどれも素晴らしいバンドなのですが全てアメリカのバンドであって、同時代に遠く離れたドイツ(そんなに遠くないかw)にも居たんですねえ良質なエモバンドが。