2010年にBUN(ex-Lovemen、ex-Longball To No-One)、KAWA(ex-International Jet Set、ex-Longball To No-One)、NATO(ex-Life Indicator、ex-60' Whales、Cradle To Grave)というその筋の人達にはたまらないメンツで結成され、主に東京 A.K.A. 東狂の鶯谷WHAT'S UPを拠点に活動するバンド、MiDDLEの7曲入り1stアルバム。2015年4月、四国のIMPULSE RECORDSからリリース!
これまで発売済みの音源はChippendaleとのスプリット7"、Threadyarnとのスプリット7"、福島ベネフィットオムニバスWhat A Hell Fukushima、Waterslide RecordsのオムニバスにIMPULSE RECORDからの5wayスプリットCD(まだ買ってなかった。。)と、これまで単独音源が無かったので待ちに待った単独音源です!!!(ここ数年、MiDDLEの単独音源出るのをモチベーションに生きてきたもんマジで)
それでこのMiDDLEというバンド、言葉で表すには難しいんですが。。何というかジャンル分けに困るというか、まあジャンルなんて重要じゃなくて、あくまでも聴いた人それぞれの感覚で感じたものが答えなんですけど、ココでは僕なりの言葉で書いてみたいと思いますが、他の方々と似たような表現になるかもしれません。それがやっぱりこのバンド特有のモノなんでしょう。
MiDDLEは東京に住んでた最後の頃に数回ライヴ観ているんですけど、やっぱり第一印象は轟音バンド。ハードコアなんだけど、普通のハードコアじゃないジャンクなハードコア、カオティックな印象も受けます(この辺の表現が文章で上手く出来たらなあ。。)、しかもこの音を日本語詞でやってるってのも凄いセンスが光ってます。観る側、聴く側は各楽器から出る音の塊を喰らってる感じの錯覚を受けます(正にこの感覚をタイトル通り尖った音と呼ぶべきなのかも)、また、3人の荒々しく絡み合うヴォーカルによって一気に引き寄せられる魅力があります。
初めて聴く人はLovemenの頃のブンさんを期待しちゃダメです。同じ人がやっていてもコレは完全に別バンドですから。とにかく漢って感じ、凄く漢くさい(褒めてますw)。1曲目のBETの最初ベース音からぞくぞくしますよ!最後のSolid crossingはChippendaleとのスプリット7"からの再録ですが、個人的にこの曲が一番好き、ライヴ観た時の時間が蘇ります。オーディオの設定等で重低音効かせて聴くとまた良いかもですね。またライヴ観たいなー!