曲単位で語らせてもらうと、1曲目のEvery Day New Dayは正にスタートを切るに相応しい爽快なパンクロックナンバーでライヴでも盛り上がりそうですね。2曲目は現在来日中でもあるNikki & The Corvettesのカヴァーで「おおお、そう来たかあ、でもバッチリハマってる」ってなるし、3曲目のIn A Basketはウニョウニョ鳴るシンセの音がシンセ好きの自分にはたまらないちょっぴりニューウェイブなナンバーで鍵盤がフィーチャーされる曲こそ、このバンドの醍醐味でもあるし「うおお!やべえ!」ってなります。4曲目のRainy Dayはこれまでの音源にはなかったしっとり聴かせる長めの曲でXero Fictionの新たなる一面を見たって感じでコレがまた良いんです(褒めすぎ?w)。5曲目のTell Meもゆっくり長めに聴かせるタイプの曲だけど、聴いてて全然苦にならないずっと聴いてたくなるような曲ですね。興奮気味で気持ち悪い文章になっちゃいましたが、ホント素晴らしいレコードです。次回作はどうなるんでしょうね?このまま変わらずな感じ(アナログリリース)だと個人的には最高だと思います。次は12インチかな?なんてねw
Parasite Dietは昔bandcampパトロールしてる時に1stアルバムを見つけて気に入ってたんですが(後に日本のレーベルからリリースされました)、この2ndアルバムは今ノリにのってるEccentric Pop Recordsからリリースですかー。すごいなー。アナログオンリーで300プレス(pink vinyl)だそうで買い逃し厳禁ですな。
内容もParasitesに少しサーフ要素を加えたバブルガムポップパンクで言うこと無し。Tracy Ullmanがカヴァーしたことで有名になったIrma ThomasのBreakawayとJossie Cottonの名曲、He Could Be The Oneのカヴァーが入っていて女性ヴォーカル曲なんですが、コレ歌ってるのThe UnlovablesのHallieだよね!このカヴァーはずりーな!反則!てかThe Unlovablesってまだ活動してるのかな?
因みに1stアルバムはbandcamp上でname your priceですぞ~(気に入ったら買ってね)
イタリアのポップパンクバンド、Kill That Girlの3rd?4th?フルアルバム。Infested Records(※リンク先開くと音が出ますので注意)から2014年リリースの10曲入り。 イタリアと言えば個人的にはヨーロッパではスペインに次ぐポップパンク大国だと思ってるんですけど、Kill That Girlは数多く存在するユーロポップパンクバンドの中でも特に良いとは思っていませんでした。でも、前作?(持ってない。。)から女性ベースヴォーカルのメンバーが入ったことによって化けましたね。同じくイタリアのTeenage Bubblegumsには遠く及ばないものの女性コーラスが入ったことによって今までより注目され、評価もされるんじゃないですかね。少なくとも僕の中での評価は上がりました。今作の2曲目のLast SummerとかTeen Idolsを彷彿させます!けど後半失速気味でもっと疾走感出てるといいのになあ。。あと、プロコピー仕様だけどCDRリリースってのが残念ですね。ジャケ、アートワークも安っぽくてせっかく内容良いのにもったいないなあ。。
スコットランドのグラスゴーから現れたサーフポップパンクバンドThe Lemonaidsの2ndフルアルバム。2014年、Murderburgersのメンバーのレーベル、Round Dog Recordsからリリース。最近のUKポップパンク勢の勢いは凄いですね。一昔前ならUKからこんなに極上なポップパンクバンド出てくることなんて想像もしなかったです。
The Lemonaidsの今作に関しては前作聴いてる人なら安心のクオリティ。てか、bandcamp上ではCD、Sold Out表示になってる。。ってことは入荷したとこの在庫のみしかないってことなので気になる方は即オーダーしないとですね。現在在庫あるのはゴニョゴニョ。。。敢えていいません。
東北ローカルバンド紀行、お次は秋田からガールズポップパンクバンドROMANTiKERZです。ロマンチッケルズというバンド名はThe Dudoosのアルバムタイトルから拝借してるんしょうね。知ってる人は知ってると思いますが、ヴォーカルはPOP PUNK FESTにも出演していたtheSecondBagsと同一人物です。声聴けば一発でわかりますね。他にはex-BUMPiESのメンバーも関わってるとか。音源は1stデモCDRとKOGA Recordsから出てるPOP PUNK MANIA JAPANにも参加してますけど。デモとコンピの曲かぶってるな。。試聴できるページは探したけどないですね。。。コチラもアレがアレで活動休止中かと思います。
あとは2曲入ってるカヴァー曲なんですが、Pelotanの曲(A Day In The Beach)をスぺ語でカヴァーしちゃってんだもん!コレってすごいことですよね!Pelotanが完全に他の国から見ても良いバンドだってことを認められたってことでしょ!
もう1曲カヴァーでElvis PresleyのCan't Help Falling In Loveを演ってますけど、この曲はいろんなアーティスト・バンドにカヴァーされてますね。パンクバンドだとLeatherfaceや日本の噂のメロディック超トリオなんかもカヴァーしてましたね。まあ、普通に良い曲・良いカヴァーでした。
A面のBeat On IraqはRamonesの替え歌、B面の2曲はロニー作曲の駄曲。もちろんYoutubeなんかにはあがってないしあげる気もしません。気になる方だけこのレコード探して聴いてみて下さい。ホント、ロニーはクソだ。
↑のどこかに僕が写ってますw
忘れたくないから覚えている内に書き残しておこうと思いました。行ってきました。7月6日、日曜日のPOP PUNK FEST。終わってから約一週間経ちましたが、この一週間は抜け殻状態だったという方も多いんじゃないですかね。だって楽し過ぎたもんね。伝説級のバンドが観れたんだもんね。僕もこれから何をモチベーションにして生きていくか迷ってます。。それくらい楽しみにしてたSonic Surf Cityの来日。いやあホント凄かった!
説明不要ですね、日本一のPOP PUNK BAND。Disgusteensが始まった頃には疲れちゃっていて後ろの方から覗く感じで観させてもらいました。だから写真もこんな感じのしか撮れてなかったです。。いやあ何度もライヴ観てますが何回観てもいいんですよね。3人になろうが、ヘルプドラマーであろうがいつも最高のライヴをしてくれる。アンコールもやってくれました。あと、あまり気付いてない人多いと思いますが、当日の下地さんの出張ディストロがヤバかった!すげーレア盤・珍盤ばかりで興奮しました!
正直言うと、SSC観るために体力温存してました。なので、この記事で触れていないバンドはほとんど観ませんでした。もうこの日はSSCのライヴに集中することでいっぱいいっぱいでしたし、クソ田舎からの遠征するだけでもかなりの体力消耗してましたしね。。自分がどれだけSSCのことが好きかを語ったらきりがないので止めときますが、 ホント最高のライヴでした。古い曲も!新しい曲も!あのカヴァー曲も!「うわあ、俺ホントにSSC観てる!」っていう現実が今思い出しても信じられないくらい素敵な時間でした。ベースのHod Rod Andersonの前で張り付くようにライヴ観てたので終わった後にセットリスト貰えたし、全員にサインも貰ったし、自分で作ったSSCブートキャップも渡せたしwあのキャップが海を渡ってスウェーデンにあると思うと感慨深いです。。