八王子の若手男女混声ポップパンクバンド、ピーナッズの自主リリースでの1st CD7曲入り、2021年作。

意識していなくてもフォロワーやフォロワーのフォロワーから情報はちらほら入ってくるSNS時代。バンドやデモCDRの存在は知っていても、好きになってしまったら困るといいますか、なんて表現すればいいのかわかりませんが、好きなモノ(バンド)が増えると大変じゃないですか。。追いかけるのがw(もう年ですかねw)

そんな時に某CHEERSラジオの新譜紹介でこのCDの曲が流れた回がありました。その曲を聴いた時に「あーぼくが間違っていただけだった」と感じました。何の先入観も持たずふらっとそこに飛び込めばいいだけだったんですね(曲だけではなく、Peace Of Breadとのエピソードも重要だったと記しておきます)

前置き長くなりましたけどこのCD、何か見たことあるようなジャケット写真の構図ですね。説明するまでもなく、メンバー全員がヴォーカル担当出来るのはPiggiesとの共通点ですが、Piggies影響下でありつつも、全て日本語詞でやってるのはすごいですよね。

1つのバンドなんだけど曲がバラエティに富んでいて面白いです。M5の守ってあげたいは往年のGoing Steady(not 銀杏BOYZ)をも彷彿させますよね。日本語詞の良さっていうのは直接歌詞が頭に入ってくるからなんだなあとひさしぶりに日本語詞のバンドに触れたので再確認出来ました。

若さって素晴らしい。20年後、ピーナッズに影響受けたバンドが生まれたら追いかけて行けるかなあw






好きなジャケを挙げろと言われたらDoc Hopperの1stがすぐに思い浮かぶぼくです。こんにちは。

1993年リリースの1stアルバム11曲入り、CDとカセットはRinging Ear Records、LPはReservoirというとこからで、リリース元によってジャケが微妙に違うよ(上記画像はLPジャケ)

Ringing Ear RecordsはThe A.G's(前身的バンド)やSinkhole(同時期にやってた別バンド)のリリースもあるのでメンバー関連のレーベルぽいですね。

ギターヴォーカルのChris Pierceはもうすでにこの頃からプロデューサーとしてもクレジットされとります(のちにThe Ergs!等のプロデュースもします)

ポップパンクやメロディックパンクを掘っていくと割と早い段階で出会うことになるバンドなので割とお安く見かけることもあったりします。

サウンドもエモーショナルでカッコイイ!ただし、最後のやたら長い曲はあんまり好きになれないw

割と近年のライヴ映像もYouTubeでいっぱい出てくるのでたまに活動してるみたいですね。



サクラメントのグレートパワーポップバンド、The Decibels。2019年、バンドの再始動作品となった13曲入りカヴァーアルバム。リリースはもちろんドイツの名門Screaming Appleからでフィジカルはアナログオンリー。

今回はカヴァーアルバムなので1曲ずつbandcampを埋め込みます。それと原曲が見つかる限りYouTubeも貼っていきます。




1曲目はオーストラリアのThe Saintsのカヴァーで1986年の曲ですね。正直The Saintsは初期2,3作品までしか聴いたことがなかったので、こういうパワーポップな曲もあるんすね。The Decibelsがカヴァーするのも納得。ちなみにカヴァー元のThe Saintsは未だに現役で活動中なんですね。





2曲目はThe Wombatsというガレージバンドの1984年の曲。原曲初めて聴きましたがめちゃくちゃカッコイイですね。The DecibelsがカヴァーするとModぽくなるんだなあ。





この手の音楽掘れば必ずぶち当たる名曲中の名曲、The Nervesのカヴァーです。最早カヴァーすることが当たり前のような曲ですね。誰がカヴァーしても良いし、何回カヴァーされても良いモノは良いのです。





原曲はStatus Quoの1968年の曲なんですね。まあこのバンド知らないんですけど。。サイケな感じなのかな?調べたら未だに現役で活動中だとか。The Decibelsバージョンはポップで聴きやすくて好きです。





Flamin' Grooviesのカヴァー、確かThe Yum Yumsも昔カヴァーしてたような?パワーポップやってるとカヴァーしたくなる曲なんでしょうか?原曲が渋くて好きです。




原曲見つからず。。そもそも誰の曲??





原曲がThe Monkeesということで、美しいハーモニー。余計なアレンジもなく忠実にカヴァーされてますね。





カヴァー元のThe Long Rydersは全く知らないのですが、もし何も情報がない状態で聴いていたらThe Decibelsのオリジナル曲なんじゃないかと錯覚してたと思います。変な表現ですけど、原曲がThe Decibelsぽいといいますか。。



 


このカヴァーアルバムの中で一番有名な原曲ですかね。The Decibelsがスーツ姿で演奏するのはやっぱり初期The Beatlesの影響なのかなあ。





カヴァー作品の楽しみ方は人それぞれあると思いますが、何となく聴いたことがある曲の原曲を知れた時とか興奮しますよね。点と点が繋がる感じと言いますか、そういう意味ではこの曲が何となく聴いたことあるけど誰の曲かわからなかったのでこの機会に知ることができて良かったです。




20/20のこの曲好きなので、カヴァーしてくれて嬉しい。名曲!原曲はシンセの音入っていて非常にぼく好みです。The Decibelsはシンプルにギター・ベース・ドラムのみ。





この曲も超有名曲、The Decibelsがカヴァーしてカッコ悪いわけがない!その昔、日本の超トリオもカヴァーしてました。





唯一このカヴァーアルバムで原曲がロック系以外ですね。でもぼくこの曲割と好きです。正直今ビデオで見るとダサさが勝つけど、メロディーがすごい残る良い曲なんですよ。そして、The Decibelsバージョンも上手くパワーポップアレンジされていてこの作品の中で一番好きです。アルバムの最後に持ってきたのにも頷けます。長くなりましたけど、このCover Girlだけでも聴いて行ってください。