あけましておめでとうございますー!!今年も宜しくお願いいたします。
年明け一発目はきのこ帝国の去年出たメジャーセカンドアルバム、愛のゆくえであります。去年書こうと思っていたものの、やる気が出ず放置してた音源を勢いがあるうちにいろいろ書いちゃおうと今思いました(たぶんまたやる気なくなると思います。。)。
このアルバム、実はすぐはピンと来なくて文章書こうにも書けなかったというね(言い訳くさいよねー)。。前作ほどすぐハマらなかったってのが正直な感想でして、タイトル曲にもなっている愛のゆくえはバンドの初期を彷彿とさせるシューゲイズ路線で、おっ!と思ったんですけど。。でも嫌いとかではない、所謂スルメ的なやつなんじゃないの?って年明けてから気付いたんす。
あと、ぼくは佐藤さんの声が好きなんだなあって、何か聴いてると落ち着く声ってあるじゃないですか?それがこのきのこ帝国の佐藤さんなんだなあと。だから新譜出る度に聴いちゃう。
まあ、世間的にはインディーの頃の方がカッコいいじゃんて言われ続けるんでしょうけど、雰囲気は変われどやっぱり声が好き。歌っているというよりも囁きに似た印象を受ける歌声はどこか影があって、コレがきのこ帝国というバンドを聴き始めた頃からずっと変わらない第一印象。ぼくにとって聴き続けていくには充分な条件。
根暗なインディー期があってメジャーに進出したけど、今のコレはコレで根暗路線にも聴こえると思うんです。下手にポップなバンドになっちゃうよりはマシ。バンドは生き物だから進化を続けていくだけ。今はその過程なんでしょうね。進化しつつ深化もしてるそれがきのこ帝国というバンド。
この新化(深化)がセールスに結びつくかはわからないけど、音楽ファンはついてくるんじゃないかなあ、そんなバンドのそんなアルバム。