Grampus Eight / Turn Up Your Stereo


バンド名はあのJリーグチームから拝借したと思われるUKのエモメロディックパンクバンド、Grampus Eightの1stアルバム11曲入り。2001年Complicity RecordsからのリリースでフォーマットはCDオンリー。Complicity RecordsはBeezewaxなどもリリースしていたみたいですが、初めて知りました。

この音源、長年ずっと探し求めておりまして、特にレア盤で高い代物ではないのですが、何故か出会えず再発でもしない限り無理かなあなんて諦めかけていたのですが、ふとある時にググったら某所であっさり見つかって本日入手出来まして、その興奮が冷めない内にココで書いちゃおうと!

この音源時のGrampus EightのメンバーにはTokyo Adentures(編集盤CDがFixing A Holeさんからリリースされており、当Blog的にオススメの超絶名盤です)のギターヴォーカルでもあるTony Keenanが在籍しており、このCDを聴いた時、Tokyo Adentures(後にこのバンドについても当Blogで触れたいと思います)好きのぼくとしてはコーラスの声を聴いて興奮せずにはいられませんでした。サウンド的にも少しパンク度高めのTokyo Adentures(後日触れますね)といった感じで申し分なし!安心安定の俺得サウンド。

エモメロディックとココでは表記してみましたが、曲によってはエモーショナルで90's USエモ好きには好物かと。所々メロディックと言ってもスピード感はほぼ無し、でもUKバンド独特の哀愁感は溢れている。捉え方によってはインディーロック寄りの部分も見え隠れしてたりするんですが、この音源試聴出来るところが恐らく存在しないし、iTunesなどで配信販売もされていないので、実際聴いたことがない人が初めて聴いてどういう感想が出るのか他の人の意見も聞いてみたいです。

この音源以外には同郷のDinaとのスプリットCDと単独7"が1枚存在するみたいなのですが、未だに出会ったことないなあ。。いつかディスコグラフィ盤発売してほしいダントツナンバーワンバンドです(個人的に)。

と本来ならココでこの記事終了なのですが、去年だったかな?bandcampでいろいろ漁っていましたら、とっくに解散してもう存在していないと思われていたGrampus Eightの2014年発表?の新音源が存在しまして、ドラムが初期Grampus Eight脱退後、Three Minute MarginやFlamingo 50(ではギターヴォーカル)で活動していたLouise Hanman嬢がドラムヴォーカルとしてGrampus Eightに復帰しているんですよ!!

サウンド面では1stのエモさがほとんど抜けてパワーポップ要素&シンセ、そして女性コーラスが追加され、まるでTokyo Adentures(絶対にいつか記事書きますから!)の延長線上のような、コレまた俺得サウンド!!!weezer~ナードマグネットのような現行パワーポップファンもコレ好きなんじゃないかなあ。

この音源ですが、name your price(価格はコチラで決めていい投げ銭方式)で恐らくbandcampでの配信のみ(たぶん)。こんなに良い音源ならフィジカルリリースしてくれそうなレーベルいっぱいあると思うのですが、知られていないだけなのですかね?埋もれさせておくには勿体なさ過ぎます。。