高橋幸宏 / WHAT, ME WORRY?


1982年6月21日にYENレーベルからリリースされた高橋幸宏の4枚目のソロアルバム「WHAT, ME WORRY?」、10曲入り。アルバムリリースから一か月後の7月21日に5曲入りミニアルバム「ボク、大丈夫?」がリリースされるんですが、2005年にソニーから再発されたCD盤には2in1という形で2枚のLPから被っている曲を除いた全13曲入りで再発されています。僕はアナログ盤でしか所持していないので、ココでは4thアルバム「WHAT, ME WORRY?」に関してのみ書きます。

今作も東京とロンドンでレコーディングされ、参加ミュージシャンはYMOから細野晴臣、坂本龍一の両氏、故大村憲司、沢村満のYMO関連人物、ティン・パン・アレーのメンバーでもありYMOへの参加を呼びかけられたという逸話を持つ故佐藤博、ゲルニカの上野耕路、前作に引き続きトニー・マンスフィールドやビル・ネルソンザイン・グリフなど(知らない人物も多いし調べながら書くのしんどいので一部割愛させてもらいます。。)。楽曲提供は坂本龍一とザイン・グリフが1曲ずつ提供。アルバムのラストを飾るのは作詞作曲ジョージ・ハリスンのThe Beatlesのカヴァー(ユキヒロ自身がジョージ・ハリスンの大ファンらしい)。アートワークは当時YENレーベルのレーベルメイトでもあった立花ハジメによるもの。

前作からさらに進化したテクノポップというかシンセポップアルバムと呼んだ方が伝わりやすいかな。前作ほどの暗さはなく聴きやすいアルバムなんですが、2ndから聴き始めた感想としてはある一定の水準は軽く超えてる作品なんだけど、 2nd3rdが良過ぎたせいか若干物足りない感は否めないかなあ。。ていうのはあくまでも個人的意見で間違いなく名盤です。また、今作から一部日本語詞による楽曲もあったりします。コチラもアナログ盤だと500円以下で見つけられます。