Xero Fiction / This Time Around


前作の7インチが素晴らしかったXero Fiction待望の新譜は10インチでのリリース!今回も自主リリースで500プレス。コレ、速攻売り切れてしまったみたいで入荷したどこの店もすぐにソールドアウトになったそうですね。フィジカルリリースしても音楽が売れない時代にレコード音源が売り切れるってすごいことだと思いませんか?僕はすごいことだと思います。こんなに勢いよくレコードが売れるバンド今他に思いつかないもんね。ホントすごいわ!500枚っていうプレス数も今回は足りなかったけど、ちょうどいい感じの枚数だったと思います。手に入れられなかった人は縁が無かったかチェック不足ってことで(自分は予約していたので入手できました)。。レコードは一期一会、出会った時に買わないとなのでね。再プレスする気は無いと聞いてますし。。あ、今作はbandcampとかで配信しないのかな?

さて、5曲入りの今作も前作の7インチに劣らず素晴らしいの一言で終わっちゃいそうなくらい良いです。この良いっていう意味は曲だけじゃなくアートワーク、フォーマットなど全て含めての良いです。全てバンド側で作ってる分、相当な苦労もあったでしょうけど、そういうとこも想像出来るくらい良く出来てるので正座してレコード聴かせてもらってますw


曲単位で語らせてもらうと、1曲目のEvery Day New Dayは正にスタートを切るに相応しい爽快なパンクロックナンバーでライヴでも盛り上がりそうですね。2曲目は現在来日中でもあるNikki & The Corvettesのカヴァーで「おおお、そう来たかあ、でもバッチリハマってる」ってなるし、3曲目のIn A Basketはウニョウニョ鳴るシンセの音がシンセ好きの自分にはたまらないちょっぴりニューウェイブなナンバーで鍵盤がフィーチャーされる曲こそ、このバンドの醍醐味でもあるし「うおお!やべえ!」ってなります。4曲目のRainy Dayはこれまでの音源にはなかったしっとり聴かせる長めの曲でXero Fictionの新たなる一面を見たって感じでコレがまた良いんです(褒めすぎ?w)。5曲目のTell Meもゆっくり長めに聴かせるタイプの曲だけど、聴いてて全然苦にならないずっと聴いてたくなるような曲ですね。興奮気味で気持ち悪い文章になっちゃいましたが、ホント素晴らしいレコードです。次回作はどうなるんでしょうね?このまま変わらずな感じ(アナログリリース)だと個人的には最高だと思います。次は12インチかな?なんてねw

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